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鉄人バンドは最高最強のバンドです
鉄人バンドの皆さま、
そして依知川さん、
本当にありがとうございました。
 
思えばジュリーの音楽キャリアの中で、
最長期間のパートナーでした。
そして、いつも素晴らしいグルーヴ!
テクニックもさることながら、
息の合ったプレイこそ真骨頂。
客席でたくさんパワーをもらいました。
 
ベースレスや、ドームの80曲など、
いろいろご苦労もされたようですが、
皆さまのハートフルな演奏には、
いつも鳥肌たてていました。

でももうこのバンドの
「さよならを待たせて」や
「Fridays Voice」などが聴けなくなることは、とても残念です。

またうちの息子は、
物心ついてから(小2でライブデビュー、いま26歳)現在にいたるまで、
ほとんどこのメンバーのライブしか観てないし、
親子でずっと夢中だったので、
僕以上にまだ受け入れられないようです。
 
タイガースの1月24日は、
ファンにとって感慨深い記念日ですが、
僕たちにとって、
この1月26日もまた忘れられない日になるでしょう。
 
これからも僕はそれぞれの活動を追いかけるでしょう。
今後のご活躍を楽しみにしております。
 
最高最強の演奏、
本当に、本当にありがとうございました。
 
アカン、マジ泣きそうですわ。
さみしい〜。

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ブルース・スプリングスティーン「明日なき暴走」

数あるエレキギターの形状の中でも
テレキャスターが好きだ。

余計な無駄をはぶいた元祖ソリッド・ボディは、
無骨な職人ギターだ。
コシの強い音色は、
ソウルやブルース、ロックンロールを弾くのに最適。

僕が最初にこのギターに惚れたのは、
中学生の頃、夜中にたまたまテレビに映った
若きブルース・スプリングスティーンの、
「明日なき暴走」の映像をみて。

ずばりコレだ!


それまでテレキャスに抱いていたイメージって、
ボーカリストが歌うときのお供っていうか、
あれ?ぜんぜん弾いてへんやん!というような、
ちょっと情けない印象をもっていました。
若かったからね〜。

でもテレキャスをかき鳴らすスプリングスティーンをみて、
「カッコええ〜!」と大興奮。
この手の楽曲って歌詞の内容が理解できないと、
なかなか良さに気づかなかったりするうえに、
攘夷志士くらい英語の授業が嫌いだった僕ですが、
あの鬼気迫るパワーに圧倒されてしまいました。
「ベイベー、この街はおまえを骨抜きにしちまうぜ!」
歌詞の疾走感にも共感できました。

ちなみに「JULIE SONG CALENDAR」の「Free Free Night」、
モロに「明日なき暴走」っぽくって微笑ましいです。
  

でもその頃のギターキッズたちの興味の対象はハードロック。
「オレ、テレキャス欲しいねん!」という雰囲気ではなく、
フェンダーだと思い込んで手に入れた19,800円のフォウンダーの次に、
さてアンプをどうするか、と思案していた僕には、
テレキャスターなんて高嶺の花。

ところが高校になって、次々に好きになっていく音楽たちの、
あまりのテレキャス率の高さは、
もはや無視できない状況になりました。

ストーンズ、
ドクター・フィールグッド、
ビリー・スクワイヤー、
プリンス、
そしてスティーブ・クロッパー、
マディ・ウォーターズ、
アルバート・コリンズ・・・。

また尾崎豊とかBOØWYとか、
テレキャスターの形状も仲間内でも認知されるようになり、
ついに安物のテレキャスをゲット。
ところがハードロック主体の同年代バンド仲間からはウケが悪く、
仕方なく僕は某楽器店の掲示板で、
ローリング・ストーンズのコピーバンドのメンバー募集をすることに。
その顛末に関しては、一部の間で名作と呼声も高い、
僕の「キースさん」シリーズをご覧ください。
 

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ロリー・ギャラガー「Bad Penny」

数あるエレキギターの形状の中でも、
ストラトキャスターが好きだ。

何かのはずみで人生がリセットされて、
僕がまだギターを持っていない状況になっても、
最初の一本はストラトキャスターを選ぶだろうし、
数年間はそいつを弾きこむだろう。

ストラトキャスターのどこに惚れ込んでいるのかといえば、
まずあの美しさと弾きやすさだ。
カラダに馴染むコンタード・ボディにダブルカッタウェイ。
プレイに忠実なアッシュ材。

さらにシングルコイルピックアップによる、
リア側のトレブリーな音、
フロントの太くて甘い音、
そしてハーフトーンのエロさ、
何よりストラトといえば枯れたサウンド、
アンプやエフェクターの組み合わせで無限のサウンドメイクができる。

とまあ、ちょっと専門的なことをいいましたが、
弾きやすさやサウンドへのこだわり以上に、
「ストラトキャスター使い」の皆さんが好きというが大きい。
要はカッコいいからです。

ストラトキャスター使いといえば、
バディ・ホリーにはじまり、
ジミヘン、クラプトン、ジェフ・ベック、レイ・ヴォーン、
マジック・サム、オーティス・ラッシュ、バディ・ガイ、
ピート・タウンゼンド、
ミック・ロンソン、
ジョン・メイヤー、
アンディ・サマーズ、
ナイル・ロジャースなどなど数え上げたらキリがない。

何よりオールウェイズ〜エキゾティクス時代の柴山さんが、
一番大きな理由なんですけどね。

そして今日はロリー・ギャラガーについて語ろうと思います。

上記にあげたギタリストと比べたら、
我が国ではあまり知られていない感じですけど、
知ってるもんはよう知ってる。
好きな人はとことん好き。

ジョン・レノン、ジミヘンも大絶賛、
クイーンのブライアン・メイにも多大な影響を与え、
ストーンズのミック・テイラーの後任候補、
ディープ・パープルのリッチーの後任候補、
マディの「ロンドン・セッションズ」をはじめ、
数々の大物とのセッション、
第二のクリーム、一人レッドツェッペリンなど、
数々の異名をもつプレイヤー。

愛用の1961年製ストラトキャスターが有名ですが、
それが汚いのなんの!
塗装が剥げまくってボロボロ・・・。

盗難にあった挙句、
どこかの公園で雨ざらしになって放置されていたそうで、
塗装はそのダメージによるものとされているんだけど、
亡くなるまで塗り直すこともなく、
それをそのままずっと愛用していました。

白人ブルースギタリストとして、
ズバ抜けた派手さはないんだけど、
そこがふつうにカッコいい。
奇をてらわず当たり前に弾く姿が聴く者の心を揺さぶる。

ぜひジュリーファンの皆さまにも好きになってもらいたくて、
「感じすぎビンビン」なこの曲を聴いて下さい。


8枚目の「Top Priority」というアルバムに入っています。
コテコテのブルースアルバムでなく、
ちょっとハードな作品だけど、
僕はこれを聴いてると背筋がピンと伸びます。
       

 

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ストレイキャッツ「涙のラナウェイ・ボーイ」

昨日の「猫のはなし」に続き、
今日は「はぐれ猫のはなし」をします。


59年製のGRETSCH6120、
アップライトのベース、
スタンディング・ドラムのトリオ編成、
ネオロカビリーの創始者、ストレイ・キャッツだ。


中でも1981年の「涙のラナウェイ・ボーイ」は名盤中の名盤。
「ロック・タウンは恋の街(Rock This Town)」は、
今も僕の「お気に入りギター洋楽」のひとつで、
ときどきウォーミングアップで弾いています。


中学生になった僕が本格的に洋楽デビューした頃なので、
鮮烈に印象に残っているんです。
とにかく片っ端からFM番組を録音して、
洋楽を渇望していた僕でしたが、
そこに飛び込んできた懐かしくて新しいサウンド。
とにかくカッコいいんです。


何より「S/T/R/I/P/P/E/R」の年ですからね。
ストレイ・キャッツに飛びつくことは必至。
「S/T/R/I/P/P/E/R」にはロックパイルのビリー・ブレムナーが参加、
そして「涙のラナウェイ・ボーイ」は、
同じくロックパイルのデイヴ・エドモンズがプロデュース。
「ランブル・イン・ブライトン」と「ストリッパー」が似てるとか、
いろいろ妄想をふくらまして聴きました。


ストレイ・キャッツはアメリカのバンドなんだけど、
アメリカはその頃ディスコ全盛で、
こりゃ受け入れられそうにないなと、
英国に渡って活動をはじめました。
若さゆえの原動力ですね。
「Coolかそうでないか」で物事を判断してた、と、
ドラムのスリム・ジム・ファントムは語っています。


英国はパブロック〜パンクの流れで、
エルヴィス・コステロの前座をやったりして、
噂はたちまち広がった。
ストーンズの面々やジェフ・ベックなんかも、
彼らの演奏を観に来たんだって。
特にキースはジーン・ビンセントやエディ・コクランが好きですからね。
50’s、ロカビリーの王道+パンクロックの勢い、
英国の空気がばっちりハマったんでしょう。


そして前述のデイヴ・エドモンズの目に止まり、
レコード作ることになったんですけど、
デイヴ・エドモンズのすごいところは、
ロカビリーという古めかしいサウンドを、
最新の機器を駆使してレコーディングしたことです。
これが「ストレイ・キャッツ」の音になった。


疾走感やパワーは申し分ないけど、
繊細な部分はより繊細。
ギター弾きにとったらテクニックの宝庫ですけど、
歪みを使ってないから完コピの難易度はかなり高め。
しかも歌もうまい。
僕は高3の文化祭でストレイ・キャッツを演奏したけど、
無謀だったと反省しています。


「ロック・タウンは恋の街」のエンディング、
ドラムのリムショットのミスで1発スネアが叩けてない。
1発だけ「タン!」ではなく「カッ!」と鳴っているんだけど、
そのアクシデントもカッコよさのうち。
ちなみにジュリーの「ストリッパー」にも同じような部分があるけど、
あれはスティックでしょうか。


また「気取りやキャット(Stray Cat Strut)」の
鋭いギターの切り込み方には、今も鳥肌モノです。


ジョン・レノンが凶弾に倒れた翌年に、
「涙のラナウェイ・ボーイ」はやってきた。
音楽の流行なんていうのも「時代はめぐる」んだけど、
それはらせん状に未来に向かっているという手ごたえ。
ストレイ・キャッツを聴くたび、そう思います。





 

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猫のはなし

昨年の夏くらいから、我が家のリビングの窓に、
一匹のノラ猫が顔を覗かせるようになった。

元々、日陰で寝そべっているそいつが、
ガリガリに痩せて気の毒だったので、
早朝に息子と釣ってきた小アジをポンと投げてやったら、
黙ってそれをくわえて去っていった。

今までさんざん口ずさんだり耳にしてきた「♪お魚くわえたドラ猫」だが、
現実に見るのははじめてだったので、ちょっと得した気分になった。

しばらく時間が経って、窓の外を眺めると、
そいつがこちらを見上げているのと目が合った。
それでお酒のアテとして買っておいたチーカマを投げてやったら、
ふたたび黙ってそれをくわえて去っていった。

その日以来、窓の外を見ると、たいていそいつがこっちを見ている。
でも人が食べる加工食品を猫に与えるのはよくないという知識もあり、
それなら、と釣ってきた魚を干物にしてやるようになったのだが、
気がつけばその夏は、猫のために魚釣りに行っていたようなものだ。

しかし非情にも季節は移りゆくもの。
秋が深まって夜釣りも寒くなり、苦痛を伴うようになれば、
海に行くのも億劫になってしまい、
とうとうストックの猫用干物も底をついてしまったため、
仕方なくペットショップでキャットフードを購入することにした。

本来、そこまでしてやる義理はない。
というのも、これだけしてやっても懐く気配がまったくない。
せめて「ニヤァ」とでも鳴けば愛着がわくものだが、
エサをもらう立場でこちらをすごく警戒している。
「最初はガリガリに痩せていたのにすっかり見違えるようになった」という、
こちらの自己満足に過ぎない。

ペットフードは袋に小分けされているものを買った。
それをリビングの窓から身を乗り出して、
植木鉢の受け皿に入れてやっている。
警戒心の強い猫は、その間、後ろに非難している。
僕が窓を閉めると、背伸びなんかしながら白々しく近づいてきて、
「たまたまそこにあったエサ」として食う。
自らリビングの窓を覗き込んできて、
僕とはっきり目が合ったとしてもだ。

キャットフード購入の際、ネコ用のおやつにも興味がわいた。
これを手から直接食べるようになったら、
ひょっとしたら癒された気分になるかもと思い、
ジャーキーのようなものを買ってみた。

おやつを奪い取ろうと引っ張ってきたけど、
人の握力に勝てるものか!と僕も抵抗する。
「出た!これがネコパンチか!」と少し癒されかけたかと思った次の瞬間、
そいつは僕に向かって「シャー」と凄みをきかせたと思ったら、
手を思い切り引っ掻かれた。

翌日から割り箸で挟んであげるようになった。
毎回、巧みにそれを奪い取られる。
スキンシップなんてあったものではない。
人間嫌いなワイルドな食欲があるのみ。

でもこの間のクリスマス、ちょっとした出来事があった。
CMでもよく流れているチャオチュール(まぐろ味)というペースト状のエサはすごかった。
あれはネコにとって何だろう、奪い取ることも忘れて、
懸命に舐めとろうとする。
はじめて僕の手から食った!
さらに絞り出してやろうと一旦引っ込めたら「シャー」と怒る。
「アカン、全然癒されへん!」と
こちらの手がつりそうになるのをこらえながら、
一本完食させることに成功した。

でも翌日から普通のキャットフードに対する反応が悪くなった。
チャオチュールは特別な日にあげることにした。

 

ベッピンさんなネコでしょ

| その他諸々 | comments(2) | ブログトップ |
1/16 大阪フェスティバルホール

昨日は大阪フェスティバルホールに行ってきました。
大阪は9月の岸和田波切ホール以来の3回目、
やはりフェスティバルホールはいいですね。


例年だと「正月コンサート」を迎えて、
「これでようやく年が明けました、皆さんおめでとうございます」
となるんだろうけど、記念すべき「50周年イヤー」中、
当初は戸惑ったワンコーラスのアレンジにも慣れ、
今回も存分に楽しめました。


幸運にも2階席の最後列だったため、
「座ってくださ〜い」攻撃もなく、
気兼ねなくスタンディングで盛り上がれました。
さらに今やライブの必需品となった双眼鏡も大活躍、
皆さんもきっと各々そうお思いでしょうが、
僕こそが「一番楽しめた人」だと思っております。


さらに力のこもったMCには、新年早々喝を入れられました。
昨年は個人的にいろいろと「弱り目に祟り目」が続いて、
弱体化の1年だったんですけど、
僕がリスペクトするジュリーのパワーを浴びて、
おかげさまでエネルギーもフルチャージ、
オレもウカウカしてられないゾと背筋がピンと伸びました。
とにかく僕も一所懸命やるだけです。


コレ欲しい!

| 50周年記念 | comments(0) | ブログトップ |
今年もよろしくお願いします

新年おめでとうございます。
本年も「ジュリーな毎日」をどうぞよろしくお願いいたします。


今年はおかげさまをもちまして、
ワタクシが人生デビュー50周年でして、
そろそろ余裕ぶっこいて生きなアカンな〜と思っております。


本職はしがない鍼灸師でして、
そろそろ技術にも風格が出だした昨今、
ひとりひとりとしっかり向き合いながら、
ワン&オンリーの施術家としてやっていきたいと思っています。


鍼灸師としての人生も紆余曲折。
元々、高校のときに「北斗の拳」というマンガと出会いまして、
劇中の「秘孔」なるものにほんのわずかな関心を抱き、
そんな些細な理由でこの道に入りました。


しかし入学早々、
当時の学校や業界の勝ち組たちのすべてが汚らしすぎて、
(同年代の同業者ならピンとくる筈)
中指をたてて過ごした学生時代。
(何しろ当時はパンクロッカーでしたから)


「不正」にはじまり「不正」で終わるような人生展望、
「鍼灸だけじゃメシが食えない」という現実、
もうすっかり「鍼灸」に失望して、
卒業したら他の仕事に就こうなんて思っていた僕でしたが、
そこで出会った一冊の本が「鍼灸真髄」。


実は鍼灸にも幾多の流派がありまして、
「鍼灸真髄」はその中の「澤田流」の創始者、
澤田健先生について書かれた本。

医道乱るれば国乱る
国の乱れを正すには医道を正すに如くはなし


若き僕はそのコトバにシビれたわけですが、
僕がその本にフラフラと導かれたのは、
やはりそのお名前。


ジュリーファンの僕が鍼灸に失望したとき、
「澤田流の澤田健」と出会ったこと。
運命めいたものを感じまして、
そして現在にいたるという、数奇な鍼灸師人生。


これはたまたまの偶然がはたらいただけのことなんですけど、
何の目標も助けもなかった僕にとっては、
これ以上の必然があっただろうかと思っています。


局所の病気だけにとらわれることなく、
全体調整を目的とした治療概念。
本質を見極めることの大切さと、
生命力の尊さとそのエネルギーを信じる重要性。
肩こりだろうが、美顔鍼だろうが、
僕は施術にあたりこの概念をもっとも大切にしています。
つまり僕はあっちでもこっちでも「澤田流」(笑)


人生デビュー50周年も両・澤田流とともに!

 

| 職業、JULIEIZM | comments(2) | ブログトップ |
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