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ロックジェットVol.63

先日発売されたロックジェットのvol.63、
間違いなく買い!
今回のツアー「こっちの水苦いぞ」について。
「いい感性してる」佐藤睦さんの記事と、
カラーグラビア4枚、鉄人バンドのもあります!
また恒例のアルバム紹介は、
「JULIE SONG CALENDER」から「HELLO」まできました。


ジュリー以外では特集は「尾崎豊」。
西本明さんのインタビューは必読だし、
もうひとつの特集はキース・リチャーズ!


女性誌ではなく、
ロック雑誌に集中的にジュリーが取り上げられる。
ホンマ、大好きな雑誌です。


 
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彼は眠れない

アルバム「彼は眠れない」について、こういう記事があった。
「変貌を遂げた時期の入門編」・・・なるほど。


僕にとってこのアルバムは、「おかえり!」。
「ノンポリシー」以降の作品は、
ロックに飢えた10代の若造にとって少々渋すぎて、
もちろん今は大好きなんですけど、
EXOTICSファンの僕としては、
当時は「ふーん」という感じで聴いていました。


で、1989年10月、満を持しての「彼は眠れない」。
最初はシングル「ポラロイドGIRL」でガツンときました。
偶然深夜のテレビで、ビデオクリップを見たときの、
衝撃!興奮!感動!歓喜!
あの頃はネットもないし、情報ってものがない。
「な、なんだ今のは!?」


おかげでその夜は悶々と眠れず、
翌朝、すぐに堺市駅前のレコード店に走りまして、
充血した目でアルバムを買いに行きましたが、
そのとき知ったタイトルが「彼は眠れない」。
残念なことに品切れで置いてなかったので注文のみでした。
「彼はまだまだ眠れない・・・」という心境。


僕はなぜかこのアルバムは、
1曲目の「ポラロイドGIRL」から6曲目の「堕天使の羽音」までをA面、
7曲目の「静かなまぼろし」からをB面と、
レコードみたいな認識で聴いてしまうんですけど、
これは僕だけだろうか。
「堕天使の羽音」まで聴くと、ターンテーブルの前に立って、
レコードを裏返したい心情に駆られる。


僕の勝手な解釈なんですけど、
アルバム「BAD TUNING」から「NON POLICY」まで、
ALWAYS時代からEXOTICS時代にかけての
ジュリーサウンドの集大成といいますか、
各曲が「この曲はあのアルバムに入っててそう」と想像してしまうんです。


神戸新聞の記事のように、
シフトチェンジ期の名盤というのも分かりますけど、
プロデュースは建さんだし、キーボードは西平彰さん、
僕がこのアルバムを初めてきいたとき、
楽曲の雰囲気が懐かしく感じられたんです。
どことなく慣れ親しんだ曲たち。 


楽曲提供者の面々やレコーディングに参加したミュージシャンも、
おそらく80年代のジュリーに惹かれた人々。
たくさんの有能なミュージシャンに
多大な影響を与えているんだなあと思わせてくれたアルバムです。
下山さんのギターがこれまたカッコいいんですよね〜。


CO-CoLOサウンドは、熟練された大人のミュージシャンたちによる、
カッコいいセッション・アルバムのような印象を受けていた僕ですが、
神戸新聞のいう「音楽的に変貌を遂げた」この「彼は眠れない」は、
パブロックもブルーアイドソウルも、
ニューロマンティックも戻ってきた感じ。
21歳になった僕のド・ストライクなサウンドたちでした。


注文していた「彼は眠れない」を入手した同じ日、
発売日だったザ・タイマーズの「THE TIMERS」も買いました。


タイガーズをパロったキヨシローさんも「彼は眠れない」に参加、
ジュリーとゼリーが一緒に「KI・MA・GU・RE」をシャウトしてる。
これは日本ロック史にのこる最高の共演でしょう!!
ちなみに次にこのふたりが一緒に歌うのは、映画「カタクリ家の幸福」!
まさかあんなシチュエーションとは・・・


 
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