プロフィール

お気に入りサイト

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

バックナンバー

マジメにやってきたのに

昨夜遅く、徒歩で家路につく道すがら、
小雨そぼ降る安井町の交差点で信号待ちをしていると、
僕の隣に酩酊状態のおっちゃんが
傘もささずにフラフラと歩いてきた。


おっちゃんが繰り返しひとりで、何かブツブツ呟いている。
年末は物騒だし、治安もよろしくない街だから、
からまれたらイヤだなぁと思いつつ、
おっちゃんの声に耳を傾けると、
「むっつりスケベのどこが悪いちゅうねん!」


なんか久々に耳に飛び込んできた「むっつり」というコトバ、
さらに「心の叫び」、今年一番のBLUESを聞いたようで、
信号が変わって歩き出す直前に、思わず、
「いや、おっちゃんは悪くないで」と、
声をかけてしまった。


背後から
「兄ちゃんも むっつりスケベやろ!」
という呼びかけが聞こえたので、
ついつい、無言で親指を立てておっちゃんに応えた。
最高のコール&レスポンスだ。


2014年、地道にコツコツ、マジメに頑張ってきたのに、
暮れも押し迫った頃、見ず知らずの酔っ払いのおっちゃんから、
僕もむっつりスケベに認定されました。


でも、あえて僕もこのコトバで一年を締めくくろう。
「むっつりスケベのどこが悪いちゅうねん!」


| その他諸々 | comments(2) | ブログトップ |
クリスマスソング・ブルース2

去年も書いたけど
クリスマス・ソングって何かアレだと思いませんか?
外国人でもなく、熱心なクリスマスのファンじゃない僕だから、
余計にそう思ってしまうのかもしれませんが、
とくにやたらと能天気なクリスマス・ソングっていうのは、
あまり好きになれないし、やかましいんだ、ho-ho-ho。


とくにファンキーなノリの
「Santa Claus is Coming to Town(サンタが街にやってくる)」
が耳に飛び込んでくると、
必要以上に煽られているようで、気忙しく感じてしまいます。


僕が子供の頃っていえば、
子供会のクリスマス会で、「きよしこの夜」を斉唱するくらいだった。
「♪き〜ぃよし〜」って歌いながら、友達のキヨシ君をからかって、
泣かせてしまった記憶がある。
デリカシーのない僕も僕だけど、
それくらいで泣くキヨシ君もどうかと思う。


あるいは「ジングルベル」。
「♪ジングルベ〜、ジングルベ〜、鈴が鳴る〜、
 今日は楽しいクリスマス(ウッ!)」
アホな子供だったから、その部分しか知らない。


中学生の頃、女子の家でクリスマスパーティーを開催するということで、
呼ばれたことがあります。
その頃には僕は、「内外の音楽に詳しいキャラ」だったので、
「クリスマスにふさわしい音源を用意して」と頼まれたのです。
で、他に欲しいレコードがあるのにガマンして、
ビーチボーイズの「クリスマス・アルバム」を買って持って行った。
ラジオでそのアルバムの評判をきいたからだ。


我ながらいいセンスをしていると思うんだけど、
当時の中学生女子たちには、まったくウケなかった。
カルチャークラブやカジャグーグー全盛のあの頃に、
七三分けのおっちゃんたちが、
和やかにツリーを飾り付けているジャケットがまず拒絶されました。
「せっかく買ったんだから」とターンテーブルに載せれば、
ものの10分足らずでハイ、A面終わり。アハハハ・・・。
わりとズケズケいう性格の女子に、
「あんた、センスないわぁ!」と蔑まれ、
貴重なおこづかいをムダに使ってしまったことを悔やんで、
ぽーっと頭に血が上ってしまった。


気がつけばクリスマスパーティーだというのに、
怪談話と、少々きわどい恋愛話で盛り上がって、
挙句に果てに、
まったくタイプではない女子から手編みのマフラーを手渡され、
僕の本命を含む女子全員から「熱々カップル誕生」と冷やかされたので、
思いやりの欠けたコトバで猛烈に拒絶した結果、
マフラーの子を号泣させ、全員から嫌われることになりました。
本命の子にまで嫌われて、
自暴自棄になった僕は、その夜、とんでもないことを・・・。


と、いうことで、
色気づいてからの僕は、
クリスマスソングにトラウマを抱える人になってしまったのです。



 
| その他諸々 | comments(4) | ブログトップ |
「仁義なき戦い」にハマる

最近、菅原文太さんの映画「仁義なき戦い」にすっかりハマっています。
仁義なき戦い、広島死闘篇、代理戦争、頂上作戦、完結篇。
今までこの5作品をまとめて観たことがなかったのですが、
ある方からDVDをいただきまして、
イッキ見もなんと現在3ターン目に突入しました。
ハマるとこうなるのが僕の癖で、
つい色んな観点で見てしまうのです。


1ターン目はそのまま、実録やくざ映画として。
勧善懲悪の任侠モノと違い、腑に落ちないバイオレンスな展開、
まさに「仁義なき」というコトバそのものなんですが、
人の命を粗末に扱うことこの上なく、
それゆえにこの作品はエネルギッシュ。
「事なかれ主義」の今のテレビじゃ、
いくら文太さんの追悼でも、放映できないでしょうね。


深作監督の描く「血の色」も独特で、
少し蛍光色がかった、モロにペンキのような赤。
やたらとデフォルメされていて、インパクトは絶大。 
カメラのアングルも、ここぞというときには乱暴で臨場感は抜群。
そして何といっても俳優陣。
暑苦しいばかりに、画面からパワーが溢れだしてくる。


もうひとつ大事なこと。
それはあのテーマ音楽。
特記するほど映像と音楽がマッチする作品って、
正直いってあんまり記憶にない。
他に思い浮かぶのは、「ジョーズ」と「スーパーマン」くらい。
とにかく「仁義なき戦い」のテーマ曲。
ミュートの効いた主旋律に次いで、「チャララ〜!」
しかもギター好きにとったら、スプリングリバーブの音や、
粘っこいファズサウンドなんかも、サイケデリックでカッコいい。
メロディアスかつ、パーカッシブ、
日本映画屈指のサウンドだと思います。


2ターン目は、登場人物たちのキャラや台詞に着目します。
「実録バイオレンスやくざ映画」だけでは、
映画はここまで面白くならない。
大河ドラマばりに、隅々までキャラが生きているんです。
幹部には幹部の、若衆には若衆の人間絵図が描かれていて、
広島弁で飛び出してくる強烈な台詞は、名言のオンパレード。
俳優たちの大胆かつ繊細な演技には、
さまざまな美学が投影されています。


中でも僕が目を離せないのが、
金子信雄さん演じるところの山守組組長、山守のおやっさん。
この人物こそが、物語全編の悲劇の元凶。
劇中のゴットファーザーなんですけど、誰よりもズルくてセコい男。
泣き落としで子分に無理をさせるけど、最終的には「ワシャ知らんぞ」。
こういうトップの下で泣きをみている人、
現実にもけっこういるんでしょうね。


3ターン目はコメディ映画として観る!
松方弘樹さんは三役を演じて、毎回殺されていますが、
回を重ねるごとにメイキャップがすごいことになっています。
最終的には「アンタがケサラモサラやがな!」と突っ込みたくなるほど、
コント用のメイクみたいに、やりすぎになっていきます。
梅宮辰夫さんも2回目には眉毛なくなってるし、
悪人、山守のお父ちゃんもどんどんお茶目に。
ブラックユーモアとしての「仁義なき戦い」。
こういう目線もなかなかオツなものです。


「アウトレイジ」とか世界からも賞賛されていますが、
僕にとっては「仁義なき戦い」のほうが何倍も面白い。
そして出演者の多くがすでに亡くなっていることが、
残念でたまりません。
あと2作目の梶芽衣子さんが僕はとても美しいと思います。




| その他諸々 | comments(0) | ブログトップ |
裕也さんの新刊本で


ありがとうございます

と、いうタイトルの内田裕也さんの本が、
幻冬舎アウトロー文庫から刊行。
裕也さんがこれまでつきあってきた各界の偉人たちについて、
尊敬と感謝の念を込めって綴った一冊。


ジョン・レノンとオノ・ヨーコから、
小泉元総理、そして指原莉乃まで、幅広い人脈。


ジョン・レノン、ミック・ジャガーに次いで、
3人目にジュリーについても書かれています。
ファニーズのスカウトから、「戦場のメリークリスマス」まで、
あるいはプライベートなお付き合いのこと、
2009年の「きめてやる今夜」も少し触れていますが、
「いやホント、凄いやつだ」で締められており、
ファンとして誇らしい気持ちになります。


とくに「戦メリ」を断ったいきさつなど、
ジュリーらしくて、素晴らしい。


また2001年の堯之さんの還暦パーティーで撮影された、
ジュリーと安岡力也さん、裕也さんの3ショットも、
カラーで紹介されています。
気になる方は本屋さんで手に取ってご覧ください。




それにしても、ギターマガジンといい、
時々は本屋に行かないとダメですね!

| 沢田研二さんのこと | comments(8) | ブログトップ |
ギターマガジンに感謝!


この1年、マジメに生きててよかったと思った。
今月号のギターマガジンは、
柴山さんのインタビューと機材解説!

 



「何を大層に」と思われるかもしれませんが、
オレは今、モーレツに感動している!(by星飛雄馬)
古くからこのブログをご覧いただいている皆さまには、
きっと分かっていただけるでしょう。


長年待ちわびましたが、
待ちわびた甲斐がありました。
もう永久保存版ですわ、迷わず2冊買いました。
僕のギター弾き人生の指針になります。
インタビューはもちろん、ジュリーのことを語っておられます。
あかん、売切れる前にもう1冊買っとこうか。


それと、ロックジェットの新刊も出ています。
こちらもジュリーファンなら要チェックです。


 

それと、ギターマガジンの柴山さんの記事を読んだら、
聴きたくなるのがこれ。


 


そして僕は村田製作所のセラミックコンデンサを探します。

 

 

| 柴山和彦さんのこと | comments(2) | ブログトップ |
別人バンド活動再開

かれこれ4年間、活動を停止していた我が別人バンドですが、
先月24日、メンバーのヤマちゃんのライブで血が騒ぎまして、
僕たちもそろそろ「重い腰」を上げてもいいだろうということで、
活動を再開します。


しかし「重い腰」とやらは思いのほか重症でして、
急に上げると「ぎっくり腰」になりかねません。
徐々に温めながら、そ〜っとそ〜っと、ゆっくりと上げていきます。


まずは月1ペースでスタジオに入りながら、
なまったノドや指のリハビリです。
まあ、僕以外のメンバーはそれぞれの活動で上達しているはず。


いずれまたライブの告知もさせていただきたいと思っていますので、
そのときはどうぞよろしくお願いいたします。



 
| バンド活動 | comments(0) | ブログトップ |
Page: 1/1   

 

アンケート結果

携 帯 U R L

qrcode

ログイン

RSS