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ザ・ローリング・ストーンズ来日公演

いよいよですね、ザ・ローリング・ストーンズ。
残念なことに僕は行けないんですけどね、
東京には行きたくないから。


僕とストーンズとの出会いは、
1982年のザ・タイガースの同窓会の頃。
タイガースのLPを聴いて、原曲に興味をもち、
「スティル・ライフ」というライブ盤を聴きました。


でも正直、いまいちピンとこなかった。
未熟な中学生だったし、
なんか演奏がルーズな感じがして、
そのカッコよさがまだ分からなかった。


でもある冬の夜、偶然ラジオから流れた「サティスファクション」。
全身の血が沸き立つというか、叫びだしたい衝動に駆られました。
勉強机で、友達から借りた「映画の友」だったか「近代映画」か、
寺島まゆみさんのページを眺めていたことだけは覚えています。
なので僕の中では、「隠微なフラストレーションの起爆剤」とでもいうか、
「ストーンズとエロ」は、すごく直結しています。


そう、ストーンズは耳で聴く音楽にあらず、ハートで聴くべし!
僕にブルース魂を与えてくれたのは、
まぎれもなくザ・ローリング・ストーンズだ。
あるいは「かき鳴らすオープンチューニング」と、
「鳴らしていないギター」のカッコよさを教えてくれた。


リアルタイムでは「アンダー・カバー」からのファンなので、
恵まれた世代ではないんですけど、
おかげでどっぷりと「ストーンズ伝説をさかのぼる旅」もできたし、
道中、マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフ、ジミー・リード、
ロバート・ジョンソンとの出会いもあった。


「ストーンズ来日公演」といえば映画「太陽を盗んだ男」が浮かぶけど、
90年、95年、98年、03年、06年、そして今年で6回目の来日だ。
生で観ておきたいバンド、ナンバーワンなんだけど、いまだに実現できず、
今年も来日公演中、嫉妬心に苛まれつつ、
家でお酒を飲みながら、レコードを聴くしかない。





 
| オススメのアルバム | comments(0) | ブログトップ |
日本ロック&ポップスアルバム名鑑
レコードコレクターズ増刊
「日本ロック&ポップス・アルバム名鑑 1979-1989」
という本が出ました。


 
この時代、邦楽の名盤って多いですからね、
一家に一冊、「音楽聴き」のお供にどうぞ!
  
で、なんで僕が大騒ぎするのかと申しますと、 
 


という、大変興味深いページもありますけど、
  


この赤い丸で囲んだ人、
そう僕の盟友、人見欣幸氏も記事を書き、
いくつかのジャケット写真を提供しております。
 
    
かつて当ブログで企画しました「ジュリーなパーティ」で、
洋楽とジュリー楽曲の関連について熱くレクチャーしてくれた、
人見さんです。
   
    
もはや雲の上の存在ですが、友が活躍してくれると、
ごっつい励みになります。
     
   
残念ながら沢田研二さんのレコード紹介は他の方なんですけど、
田中裕子さんのアルバム紹介は人見さん。
個人的には河合奈保子さんについて記事を書いているのが、
ちょっと嬉しかったりして。
(中学の頃、大好きでして・・・)
   
本屋に行った際、良かったらぜひぜひ手に取ってみて、
気に入ったらぜひぜひお買い求めください。
 
 
   
 
| 音楽のこと | comments(2) | ブログトップ |
三年想いよ

2012年の「3月8日の雲」は震災がテーマになっていた。
しかも復興応援ソングではなく、
被災者の心の傷と真正面から向き合うものでした。 
ゆえに歌詞は生々しく、痛々しい。
またバンドの演奏にも、
神経がむき出しの部分をえぐるような凄みを感じた。
当初、辛くて聴けなかったオーディエンスもいたほどです。
 
 
しかしラストの「カガヤケイノチ」の歌詞、演奏が、
やわらかい光を放っていて、
音楽から光が差すなんていうことを、初めて経験した。 
 
 
2013年の「prey」ラストの「Deep Love」、
僕は自分でギターの弾き語りもやるんだけど、
この曲は切なすぎて、今でも涙が出る。
奥さん(恋人)の消息が分からず、探し続けている男の歌。
 
 
 ♪Deep Deep Deep Love 君と生きて行く
 背負い続けて 君と生きて行く
 
 
「Love」は甘くセクシーでピースなものだけではない、
心にグサリと突き刺さるラブソングだ。
 
 
さて2014年「三年想い」。
3年の重み。何が変わって、何が変わっていないのだろう。
僕は今作もしっかりとこの音楽と向き合って、
一緒に胸を痛めたり、憤ったりしたいです。
 
 
 (このブログのアフィリエイトで得たお金は、
「3月8日の雲」以降、震災復興の募金にしています。)

 

| 沢田研二さんのこと | comments(0) | ブログトップ |
セットリストの考察(with妄想)

         
流行に敏感なもので、
実をいうと数日間、臥せっておりました。
でも、平熱に戻ったし、そろそろ大丈夫。
布団から抜け出して、元の生活にカムバック。
 
  
でもその前に、熱に浮かされている間に考えたことを、
忘れないうちに記事にしておかなければ。
題して、
『セットリストの考察(with妄想)』
 
  
「鼓動」〜「単純な永遠」のセットリストについて、
僕なりの考えを述べます。
いや、たいした文章じゃないんです、
考察なんていっても、僕の思考力なんて、
ちり紙より薄いもんですから。
 
 
どうしてもオーディエンスは、
昨年末のザ・タイガース再結成のインパクトが強いですよね。
遠い日々たちの美しく甘い宝石。
 
 
しかしそれはゴールではない。
花は咲く 朽ちる日まで。
これからも歌い続けていくぞという
強い意志を、確かに客席で感じました。
そのスタンス、スタイル、スピリッツ、
バックアップする鉄人バンドやライブスタッフ、
本当に頼もしく思うんです。
 
 
♪これだけ生きてたら
誰もが知らないはずの
思いや場面 乗り越えた自負もある
このすべてを捧げよう
(鼓動)
 
 
♪たった一度の人生だから
力の限り 明日を捜そう
(ひとりぼっちのバラード)
 
 
♪All I want is You 素敵なあいづち
確かな情 熱 受けとめておくれ
All I want is You そしたら OK !
(単純な永遠)
 
 
ね、こうやって見ると、
強いメッセージを感じませんか?
そしてこれからのご活躍、
まず音楽劇も、新曲リリースも楽しみだ。
何より、鉄人バンドとの「新しい曲たち」を引っ提げてのライブ、
心待ちにします。   
 
 
さて、今日は息子の誕生日。
彼女もいなければ、
友達にも祝ってもらえない気の毒な青年なので、
お父ちゃんが、いっちょ励ましてやるか。
 

| 沢田研二さんのこと | comments(0) | ブログトップ |
丸かぶりは苦痛

巻きずしの丸かぶり。
僕はすぐにしゃっくりが出るんです。
まさに苦痛、拷問なんで、
家族に「そんなバカげたマネはやめよう」と提案するため、
ルーツや意味を調べたら腹が立ったので、
皆さんにもお教えしますね。

    
 
 
昔、花街で巻きずしの「丸かぶり」という遊びがあった。
女性が巻きずしをまるかぶりをする姿をみて、
ハァハァと興奮する船場の旦那衆。
その金持ち遊びがいつの間にか「縁起物」になったという。
フェミニストの皆さん、恵方を向く前に、
鏡で自分の「巻きずし丸かぶり姿」をまずご覧あれ。

 
 
 
その後、鮓商組合や海苔協会が
海苔の販売促進のために広めたのが実体で、
基本的には節分とはなんの縁もゆかりもありません。
そもそは土用のウナギに対抗してのキャンペーンみたいですね。
「縁を切らない」、「福を巻く」いわれなんて、後付です。

 
 
 
僕がもし誇りある寿司職人だったら、
断面図の美しさなども考慮して、
ちゃんと食べやすいサイズに切り分けて出す。
「ホットドックと一緒にすな!」ちゅう話ですね。
ナンセンスもいいところですよ。
根がガンコ職人なもので、
ときには「黙って食え!」なんて怒ることもあるだろうけど、
巻きずしは、運動会とか行楽のときに、
みんなで美味しさを共有しあって食べるものだと思う。

 
  
 
調子がいいときはそりゃいいけど、  
ひょっとして、未来ある子供が巻きずしの丸かぶりで、
ノドをつめて亡くなるような事故が起きたら、
ワイドショーの薄っぺらな人たちが、
「薄々おかしな風習だとは思ってた」なんて言いだすだろう。
もちろん、そんな悲劇が起きないことを祈るけど。

 
 
 
事故発生時、親が恵方を向いていて、
子供の異変に気づかなかったとかシャレにならんけど、
そのときは「食わせた親が虐待」になるのか、
今のうちに消費者庁や厚生労働省に、
責任の所在を確認しておいたほうがいいかも。

   
  
  
今夜、多くの酔狂者が一心不乱に巻きずしを丸かぶる。
日本の伝統を愛する僕ですが、
関係ないじゃん、こんな茶番、いちぬけた。  

  

     

| その他諸々 | comments(4) | ブログトップ |
2/1 大阪フェスティバルホール

 
2月1日、大阪フェスティバルホールで
二度目の正月ライブに行ってきました。

 
座席によるのかもしれないけど(今回は1階のボックス席、ど真ん中)、
前回よりもさらに良かった。
そりゃ天下のフェスティバルホールですから、音がいいのは当然。
それより、今回僕が言いたいのは、
ごっつい気持ちいいライブだったということです。

 
  
 
PAや照明も素晴らしいですよね。
その辺は詳しくないんですけど、
おそらく他のアーティストと比べると、
アナクロな機材だと思うんですが、
シンプルなところにこそ本物の凄さが光る。

 
 
 
そして史上最強の鉄人バンド。
前回の記事にも書きましたが、
バラード系はすごく技術がいるんですよ。
分割すると4人のバンドマンの音として
聴き分けることもできるんだけど、
そのレンジの広いダイナミックな一体感には圧倒されます。

 
 
 
また今回は各々の「いい仕事」が、
いつもより際立って感じました。
GRACEさんのハート、泰輝さんのハイセンスなプレイ、
下山さんのブルース、そして柴山さんのロック魂。

 
 
 
つるんつるんじゃない、ザラザラでもない質感の気持ちよさ。
うーん、文章ではなかなか上手に表現できないのがもどかしい。
例えるなら、味覚って陰陽五行論では、
甘い、辛い、苦い、酸っぱい、塩辛いの5つなんだけど、
きこえがいいのって「甘い」だけでしょ。
でも鉄人バンドの演奏には他の味覚もあってスパイシーなんだ。
(あかん、やっぱり説明ヘタやわ)

 
 
 
でもでもでも、オーディエンスの皆さんも、
心ある人はきっと感じた「その感じ」。
「♪ほら、感じるだろう〜」
そして、歌う人はもっと感じている「その感じ」。

 
 
 
ジュリーが気持ちよさそうに歌っている。
それに尽きる。
僕らはそれを大歓迎、
客席で気持ちよくなるし、
活力をもらいます。

 
 
 
鉄人バンドはもちろん、
音響、照明スタッフの方もそれを大事に思ってくれているし、
 
 
「俺には鉄人バンドという強い味方があったのさ」
というご発言と姿勢が、
「ジュリーな毎日」を続ける僕の強い味方。

 

 
 
 
だからどうか、昨年末みたいなのは、
らしくないのでもう勘弁してくださいまし。
このブログでは黙っていましたし、
DVDもコレクターとして購入しますけど、たぶん見ない。

  
 
   

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