昨夜、ポール・マッカートニーのライブに行ってきました。
ロック界で一番の大物。
何しろ偉大なるレノン=マッカートニーのひとりなんだから。
僕は断然、ジョン派だった。
でも、今はもうどちらでもなくなった。
生のポールを観たんだから、
ひたすらに圧倒されるしかない。
「エイト・デイズ・ウイーク」で幕を開けた怒濤のライブ。
セットリストはニューアルバムの曲もしっかり入っていたし、
(でも盛り上がりに欠けていたのが残念、
ああ、なんて排他的なニッポンのオーディエンスよ・・・)
ウイングス、ソロ、そしてビートルズ・ナンバーと盛りだくさん。
本当に人を楽しませるのが好きなんだな、ポール。
で、ポールもバンド・メンバーも楽しんでやっているのが伝わってくる。
軽々しく「ポール、ポール」と呼び捨てにしているけど、
いまや教科書に載るほどの音楽家でもある。
しかし敬意を表して「ポールさん」と呼ぶと、
「指ぱっちん」のポールさんとまぎらわしいので、
やっぱりポールはポール。
とにかくポールは元気。
バンドも最高。ドラム、カッコよすぎ!
まさにブリティッシュ・ロックの総本家。
あとPAが素晴らしかった。
ドームのライブは反響して脳内が揺すられるものだけど、
ちゃんと音がズバン!と届く。
なんと言っても、生で聴くビートルズ・ナンバーである。
大型モニターでヘフナーを弾きながら歌う生ポールを見たとき、
(ウインナーじゃないよ)
思わず失神しそうになりました。
セットリストは基本的には全曲レコードに忠実なんだけど、
「サムシング」にはやられてしまいました。
オーディエンスの僕は、
ポールの演奏にあわせて、ジョンのパートをハモってきました。
英語なんかさっぱり解せない僕だけど、
ビートルズの曲ならほとんど空で歌える。
ああ感動の「ペイパーバック・ライター」。
それから「オブラディ・オブラダ」と「オール・トゥゲザー・ナウ」、
僕はこの先の人生で、こんなに大声を張り上げて歌うことはないだろう。
「ヘイ・ジュード」は泣きそうになった。
しかも、息子と観に行っていることが、余計胸にじんときた。
これはジュリーの還暦ライブでも感じたことなんだけど。
僕がビートルズを聴き始めたのは12歳の頃。
それからずっと聴き続け、聴く度に何か発見して、
やがてそんな僕の音楽生活に息子が入ってきて、
昨夜、息子とともに「♪ラ〜ラ〜ラ〜ラララッラ〜」と「ヘイ・ジュード」を、
ポール・マッカートニーのライブで歌えたこと。
しかもチケット代は息子のおごりで。
僕はいわゆるジョン派だった。
でも、今はもうどちらでもない。
すべてはなすがまま、レット・イット・ビーだ。
そしてポール・マッカートニー様、
ありがとうございました。
ビートルズは間に合わなかったけど、
同じ時代に生きられて良かったです。
これから観に行く人は、新譜もちゃんと聴くように!
(カッコいいから、ぜひ)
大阪フェスティバルホール、千秋楽に行ってきました。
7月4日のフェスティバルホールと8月25日のSAYAKAホール、
そしてゆうべの千秋楽で、
ライブ2013「Pray」は、計3回行ったことになります。
1年間、当ブログ更新をお休みしていたため、
fecebook上で短い感想を述べたのみで、
久しくライブレポというものを書いていませんでした。
そんでもって・・・書き方忘れた。
「世界で一番好きなホール」と仰る大阪フェスティバルホール、
かつては群を抜いて音が良かったんです。
今はPAの技術が進化していますからね、
グランキューブはちょっとダメすぎますけど、
とくに7月は「やっぱりいい音〜」という実感ってなかった。
おそらくPAで録っている音は最高なんだろうけど。
しかし昨夜は「さすがフェスティバルホール!」と、
音の良さ、各パートの聞き取りやすさに驚きました。
(ビデオ撮りして欲しかった〜!)
やっぱり座席にもよるんでしょうね。
音質もさることながら、
今回のライブは、やはり演者の熱さに圧倒されたライブでした。
ステージから怒濤のように押し寄せてくる「音楽」。
とりわけ昨夜の千秋楽は熱かったですね。
柴山さんのTOKIOの入り方なんかシビれました。
シビれていたらボーカルも痺れていましたけど、
それがライブっていうものです。
ラストの「君をのせて」のラストのラスト、
溜めの一番いいところで、
どっかの勘違いおっさんの「がんばれ!」という叫びが聞こえるまで、
スリルのあるライブでした。
僕にとっては、昔のヒット曲よりなるべく新しい曲、
やはり新作CD「Prey」の4曲を生で聴くことが一番の興味の対象で、
これが本当に素晴らしかった。
CDで聴くより何倍も良かったし、胸を打たれた。
聴いてて泣きそうになるくらい感情のこもった歌と演奏でした。
この演奏のカッコよさに、
どのくらいのオーディエンスは気づいているんだろう。
部分的にテンポ落としたり、
それがまたカチッと息があっていて、
「さすが!」としか言えないけど、気持ちいい。
余談ですが、「Deep Love」なんですけどね、
実はギターが趣味な僕、
自分で弾き語っても切なくて泣いてしまう。
人様にお聞かせできるレベルではないんですけど。
また昨日のMCなんですけど、
「やはりこの人のファンで良かった」と感謝。
僕も個人的にいろいろと思い悩むことがあるんですけど、
自己啓発本やセミナーは信用しない。
それらに盲信したヤツから裏切られたことはありますが、
僕の中で「確かなもの」はたったひとつだけ。
ライブレポとは名ばかりの拙い作文になってしまいましたが、
後日まであとを引きます。
ぱっと気づいたり、思い出したり、
自分でギターを弾きながら、「ああ、そうやった!」と興奮したり。
明日が引越しなもので、
のんびりギターを弾いている余裕はありませんが、
今のところ「カサブランカダンディ」のサビ2回目の
「♪あんたの時代は〜」のD音は、
ダウンストロークでなくアップで弾いてみようとか、
「あなたへの愛」のギターエフェクト、コーラスのかけ方など、
自分でも試したいことがありますので、
また思い出したり気づいたことは、
facebookかこちらのブログで報告したいと思います。
何はともあれ、大阪での千秋楽、
3本締めに加われたのは嬉しかったです。
さて、引越しの荷造りに戻るか。
冷蔵庫のビールと冷酒を全部僕の体内に片付けよう。
(足の踏み場のないリビング、
今晩どうやってごはん食べるんだろう)
個人的なことですが、今月の7日に引っ越します。
同じ堺市堺区ですが、もっと市街地寄りの「南安井町」というところ。
堺の市民会館や市民病院のすぐ近くです。
今までの住所が、刑務所と火葬場が目印だったことを考えると、
イメージアップにはなりましたね。
地元の人には「フクスケの工場の跡地にできた住宅街」といえば分かりやすい。
お近くにお越しの際はぜひお気軽にお立ち寄りください。
それで現在、荷造りに追われています。
引越し屋さんに全部頼むという選択肢もあったのですが、
人任せにできない性格が災いして、
ダンボールに手の油分と水分を奪われ、腰痛と闘いながら、
せっせ梱包中。
だけどCDやレコード、DVDの数がハンパじゃないので大変なんです。
また当日、楽器だけは自分で運ぶことにしているのですが、
ギターだけで20本以上あるので、何往復しなければならないことか。
5日には大阪フェスティバルホール、
11日にはポール・マッカートニーと、ライブが続くけど、
はたして僕の腰は大丈夫でしょうか。
引越しが済めば、
次回は久々にライブレポを書きたいと思っています。
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