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去年の今日
  
去年の今日、10月24日、
大阪市谷六の「Page One」で、
僕たち別人バンドはライブを行いました。
一昨年の「ジュリーなパーティー」をきっかけに結成した、
澤田さんと鉄人バンドのコピーバンドです。
   
この日の別人バンドのセットリストは、
シングル曲中心の、
    

01.ROCK'N ROLL MARCH
02.そのキスが欲しい
03.おまえがパラダイス
04.ストリッパー
05.時の過ぎゆくままに
06.ヤマトより愛をこめて
07.Pleasure Pleasure
08.カサブランカ・ダンディ
09.憎みきれないろくでなし
11.君をのせて
12.涙色の空
13.にもかかわらず笑う(別人バンドオリジナル)
14.あなたに今夜はワインをふりかけ
15.ポラロイドGIRL
16.TOKIO
    
アンコール
17.晴れのちBLUE BOY
18.気になるお前
    
アンコール2
19.勝手にしやがれ
20.ダーリング
   
   
10月24日のライブ以降、
メンバーの事情で活動は一時休止しています。
義兄が、別人バンドを含む、すべてのバンド活動をお休みして、
(各方面で引っ張りダコなんです)
もっと音楽の理論やベースを勉強しなおす、ということで、
それ待ち。
 
 
でも、どうも僕自身、バンドをやっていないと、
張り合いがなくて、
なんかすべてにおいて、調子が出ないんです。
   
 
僕はギターの練習も続けているし、
いつでも準備万端、整えているんです。
次回はスライドギターをお聞かせしたい。
   
   
作曲家の艾アツシさんだって、
6曲ほどオリジナル曲を書いてくれています。
   
   
そろそろ再始動したい。
ガツンとロックなライブをやって、
バンドのメンバーやライブ盛り上げ隊の同志の皆さんと、
またハメをはずしたい。
そろそろいいだろう。
   
   
あの日以来、一年間、メンバー全員集まっていないので、
まずはまた、みんなで集まって、
アレコレとテンションを上げていきければと思います。
  
  
最終目的地の夢は忘れていません。
かの地でライブができることをずっと願っています。
  
  
別人バンド活動再開、
できれば皆様も応援してください。
 

 
  
    
   

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ジョンの魂


物思いにふけるのも、秋が最適。
そんなときに聴きたいレコードがある。
1970年、ビートルズが解散した年にリリースされた、
ジョン・レノンのアルバム「ジョンの魂」。
 
  
 
  
僕は最初、このアルバムが嫌いだった。
だって、暗いもの。
何しろ、ファースト・コンタクトが、
僕がビートルズ初心者としてですから、
「ビートルズを信じない」って歌われたって、
どうすればいいんだ?って話。
   
   
ところが、ある年齢を越えると、
無性にこのアルバムのジョンが愛おしくてたまらなくなった。
うまいこといえないんだけど、
ステレオの前でリアルなジョンと向き合える、
タイトルどおりの「ジョンの魂」を感じられる。
「原初療法」という精神治療の影響で、
等身大のジョンの苦悩が痛々しく伝わってくるんです。
   
   
楽曲は、もっともシンプルな編成で、
ギターとピアノ(2曲を除いて)はジョンが弾いてる。
リンゴ・スターのドラムと、 
元マンフレッド・マンのクラウス・フォアマンのベース。
ちなみにこのベーシストは、労働者階級の英雄
「リボルバー」のジャケットをデザインした画家でもあります。
   
    
なにはともあれ、アルバム1曲目の「マザー」。
「母ちゃん、行かんといて!父ちゃん、戻ってきて!」って、
父母に恵まれなかった少年期を過ごしたジョンの叫びが切ない。
切ないけど、すごいシャウトだ。
それにシンプルなリンゴのドラムが実はカッコいい。
   
    
2曲目の「しっかりジョン」のR&Bっぽいギター、
3曲目「悟り」や8曲目「ウェル・ウェル・ウェル」の
ファズの効いたロックギターなど、
ホンマにカッコいいです。
ジョンがエレキを弾き、リンゴがドラムを叩いてる。
もうそれだけで、僕はたまりません。
そういうときのジョンのギターは、
チャック・ベリーの影響が色濃いと思います。
(「いい風よ吹け」の「蜜月」のギターは「ウェル・ウェル・ウェル」なんだな)
   
   
そして4曲目の「労働者階級の英雄」。
この歌詞がすごくいいんだな。
曲調はフォークなんだけど、内容はジョン・レノン流のブルースだと思う。
余談ですが、グリーンデイのこの曲のカバーもいいです。
  
   
5曲目「孤独」から6曲目の「思い出すんだ」の流れもいい。
9曲目「ぼくを見て」はビートルズの「ジュリア」みたいですけど、
同時期に書かれた曲だそうです。
この曲のドノヴァン仕込みのアルペジオも、
ジョン・レノンのギターワークを語る上で欠かせないです。 
     
   
問題の10曲目「ゴッド」。
愛するビートルズと潔く決別するために、
ジョンが歌った別れの曲だと思う。
「原初療法」は4ヶ月ほどで中断したそうですが、
子どもの頃の記憶、苦悩と向き合ったことで、
ここにソロ・アーティストしてのジョン・レノンが誕生する瞬間を、
この曲を通じて、僕たちは知ることが出来る。
   
   
7曲目には名曲「ラヴ」が入っている。
シンプルで美しい旋律、歌詞、素晴らしい楽曲です。
ビートルズ時代は「そのままやん」という楽曲をやらず、
ヒネりを加えてたジョン。
ロック界の先駆者という責任感があったのかもしれない。
しかし、この曲やこのアルバムの曲たちはどれも、
いらない装飾をすべて落とした音楽だ。
  
  
フェードインからはじまって、フェードアウトで終わるのは、
この曲は「愛のうた」の一部分だということを表現したかったのかも。
松尾芭蕉の世界観に影響を受けて書いたといわれる「ラヴ」。 
ジョンの唱えた「ラブ&ピース」は、
ジョンの死後も人々に支持されていますが、
その原点といえば、この曲だと思う。
日本人は誇りをもっていい。  
    
   
アルバム「ジョンの魂」。
僕の「お気に入りアルバム」では、絶対外せない一枚です。
まだ聴いたことのない人は、ぜひ。
  
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GSはロック?
 
GSブームって何だったんだろう。
68年生まれの僕は、それを知らないんです。
日本のロック史を紐解けば、
GSブーム以前と以降とでは、かなりの変化がある。
  
  
GSサウンドをじっくり聴いてみると、
ザ・タイガーズは勿論、他のバンドもカッコいいのだ。
その多くは「サイケデリック」なサウンドで、
ビートルズ、ストーンズはじめ、
ヤードバーズ、クリーム、アニマルズ、バーズ、ビーチボーイズ、ジミヘン、スモールフェイセズ、グレイトフル・デッド、ドアーズなどなど、
洋楽の影響が色濃い楽曲がたくさんあって、
その中に、日本歌謡界流行歌の「お約束事」が混じっている感じ。
デコレーションケーキの上の砂糖菓子みたいなやつ。
  
  
GSブーム以降のロック好きな人は、
この「お約束事」を敬遠していたんだと思う。
僕だってそうだ。
先輩お姉さんたちがかつて熱狂したアイドル歌謡。
これにはなかなか手が出ん。
「G.S.ワンダーランド」っていう映画を観ると余計そう思えた。
  
  
でも一歩踏み出して、その「お約束事」の部分を差し引いて聴くと、
すごくカッコいい。
センスがいいなと思うし、ロックしてるバンドはたくさんある。
  
   
2011年現在、海外をみてもROCKがチャートインしない時代。
当然、わが国も右へ倣えの状況に、さらにイロモノが加わる。
子供に歌わせるとか、ドラマの主題歌とか、CMソングとか、
時々、命とか絆とかその辺の内容の歌詞で、
ちょっぴり感動できるマイナーな曲だったり、
恵まれた人がそこそこセンチメンタルになれる曲がヒットする。
偉そうにアーティストっていったって、日本じゃそこがゴールだ。
新曲の段階ですでに将来の懐メロ候補、それ以外の何物でもない。
オーディエンスも業界人気取りで、
何万枚売れたとか、いくら儲けたとか、
それが「いい曲の判断基準」になってしまった。
  
  
ロックっていうのは、何年経っても褪せない。
世代を越えて、四の五の言わせないものだ。
自然とカラダがリズムを刻むものだったり、
長いものには巻かれないという反骨精神だったり、
そんな原始的な熱さを永遠に持ち続けるものだと思う。
 
  
GSサウンドには「熱さ」がある。
僕は最近、鈴木ヒロミツさんのモップス、
山口冨士夫さんのいたザ・ダイナマイツ、
石間さんのいたザ・ビーバーズ、
クニ河内さん、チト河内さんのザ・ハプニングス・フォー、
ザ・デビィーズ、ザ・グルーバーズなどが好み。
まだまだ勉強不足で申し訳ないですが、
いろいろと探して聴いてみようと思います。 
  
 
誰かカッコいいGSサウンドを教えて下さい。
 
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参考までに

 
参考までに、昨日の洋楽の原曲。
ライチャス・ブラザース以外は英国ロック。
    
Mr Moonlight (The Beatles)
http://youtu.be/le8sSmBM8hw
 

Do You Love Me (The Dave Clark Five)
http://youtu.be/MSI2Dy239dM
 

Time Is On My Side (Rolling Stones)
http://youtu.be/PHVeyo4W18U
 

Because (The Dave Clark Five)
http://youtu.be/1hBsHdBRzTU
 

Satisfaction (The Rolling Stones)
http://youtu.be/3a7cHPy04s8
 

Justine (Righteous Brothers)
http://youtu.be/yZY-mRXT0t0
 

Little Red Rooster (The Rolling Stones)
http://youtu.be/Nw64KvJXiPk 
 
  
原曲への愛情や敬意が感じれるんですよ。
昔、いっぱいマネすることで腕を磨いていったんだろうなって。
そんな努力こそが、オンリーワンを作るんだと思う。
 
それはビートルズでも一緒で、ジョンもポールも完コピが上手。
バディ・ホリー、リトル・リチャード、カール・パーキンスなど、
原曲と聞き比べると、すごいな、って感じますよ!
 
 
   

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10/9 貝塚コスモスシアター

 
三木聡監督の「転々」という映画をご存知だろうか。
オダギリジョーと三浦友和の異色のロードムービー。
「街で岸部一徳を見かけるとシアワセになれる」というウワサがある。
   
 
金木犀の香る昨日、貝塚コスモスシアターに行ってきました。
正直いって、実はライブを見るまで不満だったんです。
なにしろ今年は、新曲もニューアルバムもないライブ。
毎年、澤田さんのメッセージを渇望しているジュリーファンとして、
この精神的なショックは大きい。
 
  
そして、先輩方には申し訳ないけど、
1968年生まれの僕にとってタイガースはほぼ「はじめまして」なんです。
1982年の同窓会コンサートや
「色つきの女でいてくれよ」のヒットに馴染みはあるし、
その頃出会った「サウンズ・イン・コロシアム」や「フィナーレ」を聴いて、
洋楽に興味は持ちましたけど、
アイドル「ザ・タイガース」にはそれほどの興味はなかったんです。
あの頃は河合奈保子のファンだったし、
そっちのほうが男の子としては健全でしょ。
   
   
なので今回のライブに関しては、
ネットや、メールでいただく評判ほどの期待はなくて、
「懐かしさのみ」を求める往年のファンのための、
排他的なライブというイメージを持っていたんです。
セットリストを見ても全編タイガース。
「オレが行っても心の居場所はないだろう」とか、
「こよなく愛する沢田研二&鉄人バンドのロックなライブではないだろう」と、
心の中でブーブー憎まれ口を叩いていました。
 
 
で、昨日ですよ。
 
 
すまん、すまん、申し訳なかった。
すまなんだ、じょぉぉぉ〜!
(ここは「あしたのジョー」で丹下段平が
ジョーと青山くんに謝罪している画を想像してください)
何年、ジュリーファンやってきたんやと猛省しています。
あの人は毎回鮮烈なんです。排他的なワケがない。
 
   
なんてカッコよくて、ハートフルで、誇りに満ちた音楽なんだ!
演者の皆さんが楽しそうに演奏する姿、
中でも一徳さんのベースに惚れました。
「サティスファクション」の中盤から後半なんて鳥肌モノ。
日本屈指のベーシストに決定、異論は許さん!
 
  
瞳さんの千手観音のような手数も圧巻、
ライブ盤で聴いてきた、そのままのドラミング。
恐れ入りました。 
  
     
また、森本さんがデイヴ・クラーク・ファイヴの「ビコーズ」、
瞳さんがライチャス・ブラザースの「ジャスティン」
を歌っているときの澤田さんが、
すごく楽しそうで、胸が熱くなりました。
(ドラムを叩くジュリーって、生まれてはじめてみましたよ!)
  
  
「懐かしのグループサウンズ」にカテゴライズされるから、
何となく抵抗があったけど、
実のところは超カッコいいロックですやん!
英国ロックですやん!
全国のCD、レコード店に告ぐ!
「他のGSは知らんが、
今後タイガースのレコードはROCKコーナーに置くべきだ」。
ホンマ、損してきたで。
青春時代を返せ!
 
   
タイガースってすごいバンドだったんだと、
データや伝説ではなく、直接肌身でで感じられたライブでした。
タイガースを愛してこられた先輩ファン方にも脱帽です。
  
   
柴山さんは赤い335を使用。
タイガースの一員になったようにコーラスをする姿、
柴山さんのヘッドバンギングに
澤田さんのテンションがさらに上がった瞬間も見れて、
客席の僕もさらにヒートアップ。
ええライブやな〜。
   
   
例によって僕は昨日も、
20歳の若者2名(ついでに嫁1名)をライブに連れて行きましたけど、
彼らにはそもそも「懐かしの」とか「古い音楽」という概念がない。
帰りの車の中で、
若者2名がひたすら「カッコよかった」と繰り返すのを耳にして、
「オレもそう思う」と心の中で呟いた夜。
ジュリーファンを自称していますけど、まだまだやな、オレ。
 
  
映画「転々」のように偶然街でみかけたわけじゃないけど、
確かに昨日、シアワセな気分になれました。
気になるのは前日、一徳さんご本人に何があったんや?
ということです。 
  
  
追伸
休憩の後、「リトル・レッド・ルースター」なSEが流れましたけど、
あの音源について、誰か何かご存知ないですか?

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リトル・ビッグ・マフ
 
息子から誕生日のプレゼント、「リトル・ビッグ・マフ」
仕様は変わったけど、70年代ロックには欠かせないエフェクターだ。
 
 
ディストーションというより、独特なBig Muffトーン。
サスティーンとトーンを目一杯右に回したら、
グループサウンズのようなファージーな音も出る。
まあ、おそらく普段は軽めに絞っておいても十分だと思うけど、
とにかく家で鳴らすのには隣近所の手前、
音量的に限界もあるし、
やっぱり他の楽器と一緒に弾いてみないと、
真価はまだ分からないです。
 
  
 
早く別人バンドでこれを使ってSGで「Smash the Rock」を弾きたい。
(画像中央) 
  
  
ちなみに画像の右にある青いエフェクターは、
BOSSのブルースドライバー。
こいつも「使える一台」で、ブルースの軽い歪みから、
70年代のロックサウンドまで、何でもござれ。
きっと軽いセッションだったら身軽に、
これ一個ギターケースのポケットに入れて出かけてもいいかも。
  
  
左の黒いエフェクター、BOSSのハイパーメタルは、
80年代以降のハードロックの歪みが出せる。
ガツンとやりたいときに、ペダルを踏んでONにしてしまいます。
 
  
今のところ、この3台が僕の歪み担当。
これを空間系担当のBOSSのマルチエフェクターGT-3という、
やたらと古くて重たいヤツに繋げます。
それらを家では小さなマーシャルアンプ、
スタジオやライブハウスでは、ジャズコーラスというアンプで鳴らしています。
 

 
蛇足ですが、僕のピック入れは、
ピッグさんです。 ブーブー(ハナ鳴りません)  
 
 

 
 
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