本日、目出度くバカボンのパパと同じ年齢になりました。
不思議ですね、10代の頃は「30歳までには死ぬだろう」なんて、けっこう本気で思っていたし、中年になった自分なんて想像もつかなかったけど、気がつけば41歳の秋です。
昔、子供の頃に「天才バカボン」を見ると、パパはすごい年長者に感じた。
「サザエさん」を観てもタラちゃんと同い年だった時期があり、その後、カツオと同い年になり、マスオさんと並び、気がつけば波平の年齢への接近がはじまりました。
野球だって、高校球児ですらすごく大人に感じていたこともあったけど、最近は同い年の金本や矢野、下柳の健闘には涙がでるようになりました。
鈴木京香さん、松下由樹さん、杉本彩さん、つんく♂さんたちと同い年。
・・・ウィル・スミスと僕は同い年ですよ、おい俺、どないなっとんねん!(笑)
十代の頃、スナックでバイトをしていまして、「大人になったら水割りを飲みながら下品な冗談をいう」なんていうイメージもありました。髪の毛を七三に分けて、脂ぎった整髪料を塗りたくって、自分の目上の悪口を言いながら、若いヤツに「日本人やったら演歌を歌え!」なんて当り散らしたり…そういう感じの大人にはなりたくないよな〜、なんて思いながら8トラのカラオケテープの頭出しをしたり、酔っ払いにからまれつつ歌詞カードをさがしたりして、バンドの活動資金を稼いでいたこともあります。
幸い、この歳になってもますます盛んにロックを聴いています。
聴いているどころか、アマチュアながらロックをやっています。ギターを弾き続けています。
だって、ジュリーサウンドは不滅だもの。
心を揺さぶられ続けて、もう何年になるだろう。気がつけば僕の揺さぶりは、息子にまで伝染してしまいました。
カッコいいもの、素晴らしいものは世代を超越しますからね。
18日の厚生年金会館で「あと20年続ける」と仰られましたから、いずれ孫が生まれたら三世代でワクワクできる可能性もあります。
これからも僕は、いい感じで澤田さんと並行して歳をとって、頑固なじーさんになって、それでもロックを聴き、ギターをかき鳴らす。単なるファッションでも、何かの捌け口でもなく、呼吸をするようにハートフルで人情味あふれるラブ&ピースなロックを愛していきたいと思います。
「これでいいのだ」
で、41歳になった記念に、やはり何か宣言したいと思いまして、
12月に別人バンドでライブをやります。
・・・性懲りもなく!
また前回のDepoをお借りするなら、人数のノルマは20名なんですが、「年の瀬」ですけど皆さまは大丈夫でしょうか。今回はテーブルやイスもそのままで、客席の皆さまにはリラックスしたムードで、こうしてお近づきになれた記念すべき2009年を、共に送りたいと思っています。
まずはある程度の人数を確保することと、お店側への交渉。
なので、ライブの情報はまた近いうちに正式に告知させていただきます。
今年の誕生日は、この夏休み中、連日のアルバイトで稼いだお金で、息子が僕にギターを買ってくれました。感激。
中古のギターなんですが、すごくコンディションもいいです。
これまでずっとフェンダー党で、ストラトやテレキャスばかり弾いてきたので、SGは不慣れ。たえず左手でネックを握っていないとヘッドが落ちてくるし、ハムバッキング・ピックアップのサウンドメイクもまだままならない状態ですが、41歳からもロックを続けるパワーを貰いました。これからもしっかり練習して、もっともっとギターも上達していきたいと思います。まだまだヒヨっ子、ピヨピヨです
Gibson SG 61 reissue 。
皆さまももちろん馴染みのあるギターですよね
9/30夕方加筆
野口さんが他のバンドでライブが入っていて、12月はちょっと難しいです。
時節柄、「さよならを待たせて」をやろうと思いましたが、
別人バンドライブは来年早々、1月で日程調整します。
「THE VANITY FACTORY」が一番似合う季節です。
問題は「正月コンサート」の日程です。
大阪は基本、平日ですから、こちらのライブの日程を土曜か日曜にもってきます。
10/2 加筆
ライブの日程が決まりました。
別人バンド 新年ライブ
『プレッシャー、プレッシャー 』(仮題)
2010年 1月16日(土)
ライブ・バー・Depo
詳細は後日、ブログアップしたいと思います。
皆さま、よろしくお願いいたします。
また一緒に盛り上がりましょう!
今朝はショックなことがありました。
家族の一員である、ウサギのプクプクちゃん。
昨夜、といっても明け方までは元気だったのに、
目覚めると彼女は冷たくなっていました。
5年4ヶ月、ずっと僕や家族に最高の癒しと、
動物は人間の都合よく行動しないことを教えてくれたウサギ。
抱かれるどころか、触られることも嫌い、
ブッブ、ブッブと鼻を鳴らしたり、足でタンタンと床を踏み鳴らして威嚇しながら、
僕にブラッシングをさせた高慢なウサギ。
リラックスしているときの無防備な後ろ足とか、
声のする方の片耳だけを立てる横着な態度。
長い牧草をポリポリと食べながら、遠くを見る瞳・・・。
ペットショップで見かける、どんな高額なウサギよりも、
美人で愛くるしかった。
噛まれたり、爪で引っ掛かれたり、
いろいろと手を焼かされましたが、
嫌いになることはなかった。
いつも食欲旺盛、好奇心旺盛で、
昨日だって牧草をいい音をさせながらたくさん食べていたのに、
彼女の前を横切る僕を追って、ケージをガリガリひっかいていたのに、
突然、何の前触れもなく、長い眠りにつきました。
サヨナラ、プクプクちゃん。
僕も家族も、君のことはずっと忘れません。
今までどうもありがとう。
いたらない飼い主でごめんな。
18日、厚生年金会館、行ってきました。
6月の貝塚コスモスシアターのライブを観て、「今ツアーのテーマは『風』ではないだろうか」と感想を述べましたが、昨日も会場全体に澤田さんが放つ心地いい『風』が吹いていました。
「緑色の風のKiss Kiss Kiss〜」は、澤田さんの音楽への敬愛と、シンガーとしての誇りに満ちたすべての楽曲だと思います。
澤田さんもバンドも元気いっぱいで、パワフルかつハートフルな演奏。
前のほうの席をゲットできた息子曰く、澤田さんのボーカルどころか、柴山さんのコーラスまで、生声が聴けたとのこと。力の入ったライブです。
また部分的に6月とはギター等のアレンジを変えている箇所があり、さすがライブに音楽活動のすべてを注ぐジュリーバンドですね。皆さんはお気づきでしょうか。これは他の歌手と違う点。だから同じ曲を聴いても飽きないんですよ。たとえば78年の「ザ・ベストテン」に澤田さんが出演した全部の曲を聴き比べても、すべてアレンジが違います。澤田さんがロックパフォーマーたる証拠です。
シンガーとバンドがそれぞれを刺激しあって、常にベストなライブを作る。誰も手を抜いたプレイなんてできませんね。
MCではあと「20年やる」と宣言された澤田さん。
今後、ニューアルバムのリリースをせずに、あまり歌っていない曲たちをライブで歌うと仰いましたが、僕としてはこれからも「新曲」を熱望します。
鉄人バンドとの「フルアルバム」も期待するし、何より、常にメッセージを届けて欲しい。
ライブ会場に足を向ける回数だって人それぞれだし、中には諸般の事情でライブには行けず、ニューアルバムや新曲の発売を心待ちにしているファンもいる。
なので、今後もずっと期待していよう。
昨日はメンバー紹介のときに、下山さんが間に合わないというピンチ(?)があったり、泰輝さんが腰に手を当ててコーラを豪快に飲んむ姿など、バンドメンバーのお茶目な一面も見ることができました。
そしてやっぱり柴山さん!
SGはいつものことながら、ゴールドトップのレスポールと、赤のストラトキャスターがカッコいい。
「いい風よ吹け」のときの白いストラトは、相変わらずすごいロングサスティーンですね。フェルナンデス社のサスティナーピックアップ搭載のものでしょうか、僕もつけてみようかな。
去年の大阪フェスティバルホールに続き、この大阪厚生年金会館も長い歴史に幕を閉じる日が近い。大阪のライブホール、一体どうなってしまうんでしょうね・・・。
ライブ告知です。
「クアトロ・ビエントス」 in 法隆寺 いかるがホール
弦と歌で綴るタンゴの世界
開催日 2009年11月30日(月)
会場 いかるがホール(小ホール)
チケット 前売:3,000円 当日:3,500円
■お問合せ■
レディースファッションCECIL
0745−74−6178
ある方から教えていただいて、僕が今、とてもお会いしたくてたまらない方、西澤守さん。
かつて澤田さんの付き人をされていたこともあるそうです。
そんな西澤さんのボーカルに、ギター、バイオリン、コントラバスという編成の「クアトロ・ビエントス」。
http://profile.ameba.jp/cuatro-vientos
今回はゲストのバンドネオン奏者とともに、アルゼンチン・タンゴやフォルクローレ、コンチネンタル・タンゴを聴かせてくれます。
ここで、ちょっとお勉強。 タンゴとは、19世紀の後期に南米で発生した音楽。
ヨーロッパから南米に移住してきた白人、スペイン人の旋律、労働力として連れてこられた黒人のリズム、そして原住民のインディオ系のルーツミュージックが混じり合って産まれました。
港町ブエノスアイレスの貧困街で、労働者や娼婦たちに愛された舞踊音楽。
物悲しくも美しいギター、バイオリン、そしてバンドネオンの響きは、やがてこの港町の風物詩となりました。これがアルゼンチン・タンゴやフォルクローレなんですね。
一方、それらが再びヨーロッパ大陸に伝わり、より都会的に洗練されていったものが、コンチネンタル・タンゴと分類されているようです。
ブルースを愛する僕も、ぜひ聴いてみたいと思います。
タンゴ、フォルクローレにおける有名なバンドネオン奏者にアストル・ピアソラがいますが、さらにバロックやフーガなどのクラッシックの要素と、ニューヨークジャズのエッセンスを取り入れ、タンゴに革命をもたらしたすごい人です。
落ち葉舞い散る奈良の法隆寺で、
郷愁の舞踊音楽、タンゴの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
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