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あまり眠れなかった
 
まるで遠足前日の子どものように、なかなか寝つけませんでした。
布団に入っても「あの曲はやるのかな、アレは外せないだろう・・・」などと、
頭の中はドームのことだらけ。


「あかん、今はジュリーのことを考えるのはやめとこ」と思っても、
「・・・ちょっと待てよ、柴山さんはどのギターを使うんかな」、という感じで眠れない。
「あー、眠れんぞ、眠れん、眠れん・・・眠れない・・・彼は眠れない!ポラロイドGIRLは演って欲しいし、K・I・M・A・G・U・R・Eも久しぶりに…DOWNはギターのカッティングもスライドもカッコいいな。静かなまぼろし・・・って、あかん、早よ寝やな」と、我ながらさすが大阪人。頭の中でひとりでボケとツッコミを繰り広げてしまいます。


「いよいよ明日でんな」
「そうでんな」
「ドームはごっつい広ろおまんな」
「そうでんな」
「広い、いうたら東京ドーム何個分っていう例えがありますな」
「そうでんな」
「その例えを聞いて、ヘェーと感心する人がおりまんな」
「そうでんな」
「そやけど、ホンマにイメージしてはるんやろか、あんなもん適当に驚いているだけでっせ」
「そうでんな」
「何個分、いうたらレモン何個分っちゅうのもおまんな」
「そうでんな」
「レモン千個分のビタミンCいうたら・・・」
「いうたら?」
「東京ドーム何個分でんねん」

・・・あかん、あかん、おもろない。東京ドーム50個分くらい面白くない。
いまどきの喋くり漫才はやっぱりスピードが命や。

「はい、どーも!」
「僕ら、若手でね、一所懸命やっていかなアカン思てますけど」
「ホンマやね」
「そういうたら明日はドームやね」
「いよいよやね」
「ドーム言うたら、東京ドーム何個分っちゅう例えがあって・・・」
「さっきと一緒やがな!もうええわ、やめさせてもらうわ」


ツッコミ担当の僕に後頭部を叩かれて、さすがにこれはヤバイと思い、寝床から子守唄代わりの「朝まで生テレビ」
この番組にはα波を出しているかのような声のトーンの、偉〜い大学の先生がいて(学生さんは大変だ)、僕はこの声質に弱い。いつもすぐに眠たくなる。
「いわば、」が口癖のようだけど、まるでそれが眠りへの誘いのように聞こえるのです。
 

・・・最後まで見てもうたがな!



表では新聞配達の音が聞こえる。
鳥たちの声が聞こえ、空が白みはじめて、さらに焦る。
一睡もせずに5時間半はキツイぞ。


「夜明け前やがな、夜明け前、夜明け前のセレナーデ、いやいや眠気を待つ夜明けってことで失われた楽園か。あの曲はF#m9がミソやね・・・って、あかんがな俺!」といつまでたっても堂々巡り。
 

よし、こうなったら焦っても仕方がない。
静かに目を瞑っているだけでもマシだなと、目を閉じた瞬間、気がつけば「いつまで寝てるの!」と嫁に叩き起こされていました。
 
「いよいよ今日でんな」
「そうでんな」
 
今日は東京ドーム千個分くらい楽しんできたいと思います。
 
 
 
| その他諸々 | comments(10) | ブログトップ |
11月29日の天候

京セラドームまでいよいよあと3日。
遠方からお越しの方のために、当日の大阪の天気予報です。
 

11月29日(土曜日)
晴れ時々くもりおてんきくもり、降水確率20%。
最低気温 6 度(寒むぅ・・・寒い)
最高気温 15 度。
夜食は温かいものが食べたいですね。照れるおでんくん
 

ちなみに前日、28日の天気は、
雨後晴れ、降水確率60%、最低気温10 度、最高気温14 度。
翌日の30日は29日とほぼ一緒です。
 

さて、何を着て服行きましょうか。
 
 
| 沢田研二さんのこと | comments(17) | ブログトップ |
ブッカー.T.&THE MG'S
 
僕が行きたかったライブ、実はもうひとつあって、
それは20日、ブルーノート東京で行われたブッカーT&THE MG'S。
http://www.bluenote.co.jp/jp/schedule/detail.php?id=216


僕はスタックス・サウンドが大好きで、ブッカー.T.ジョーンズのスリリングなオルガン、ステーィブ・クロッパーのクールなテレキャスター、強力なグルーヴのドナルド・ダック・ダンのベース、凶弾に倒れた故アル・ジャクソンのソウル・ドラミングは、音楽シーン共通の宝物だと思っております。
 
 
「グリーン・オニオン」を聴くと、ウズウズしてくる。
キヨシローの「Have Mercy!」を聴くと鼻血が出そうになる。
オーティスの「ライブ・イン・ヨーロッパ」を聴くと鳥肌がおさまらない。

そもそも、オーティス・レディングとの出逢いは「JUWEL JULIE」の中の、「♪むしょうに聞きたい オーティスのアルバム〜」(ママとドキドキ)のせいだ。
オーティスの聴き方も「♪やけ気味にボリウムいっぱい」が僕のセオリーになっています。そして、聴けば聴くほど新たな発見もあるし、サウンドの魅力にハマってしまう。

発表されたセットリストを眺めながら、
「ああ、行きたかったな〜、どんな感じやったんやろか・・・」とネットで情報を検索していると、素晴らしいニュースが飛び込んできました。と、同時に観れなかったことに地団駄を踏んでしまいました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081121-00000009-nks-ent


忌野清志郎、再度復活だ!!

キヨシローが飛び入りで「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」を歌った。
「ブルーノート、ベイベー!」
「ゴキゲンだぜ、ベイベー!」
このニュースをみて、心が震えた。
忌野清志郎はこうでなくっちゃ。

ニュースによると、現在は週1回の通院治療と、温泉での療養などをしながら、家ではデモテープを作ったりされているそうです。
復活の手応えアリだ!!
 
待ってるでー!
また僕たちに素晴らしいソウルを、ロックンロールを聴かせて欲しいし、きっとその日が近いことを期待させられたニュースでした。
 
 
| 音楽のこと | comments(2) | ブログトップ |
京セラ、カウントダウンモード突入
 
右端に設置した京セラドームのカウントダウンも、いよいよ1ケタになりました。
来週の土曜日ですもんね、具体的な指折りモードに突入です。
 

ここ2〜3日前から、大阪はとても寒い。
12月下旬の気温なんだそうで、「LOVE 抱きしめたい」が似合いそうな状態です。
それでも明日以降から、いくらか気温も戻るそうですが、皆さまくれぐれもお風邪を召さぬよう気をつけて下さいね。
 

風邪といえば、暖房による室内の乾燥。
僕の仕事場はひどいことになっています。
半日でもそこに居続けると、ノドがおかしくなってしまいそうです。
業務用エアコンの威力はすごく、あっという間に湿気を蒸発させてしまうので、洗面器等に水を張ったり、濡れたタオルを吊るしたりと、いろいろな手段で抵抗していますが、あまり効果的ではありません。
業務用エアコンに対抗するには、業務用加湿器なんだろうけど、高いしね・・・。
 
 
乾燥の季節、僕がノドの調子以上にナーバスになるのは「静電気」。
コイツだけは慣れることができません。
何かに触れるたび、いたるところでバチッ!ときて、そのたびに「うわっ!」と驚かされてしまいまして、「静電気ブルー」といいましょうか、僕は物に触れるのを極端にためらってしまいます。
 

中でも、玄関の鉄製の門扉との相性は最悪です。
「静電気が起こるから、家に帰りたくない」とまで思わせるほどです。
 

で、去年テレビ番組でみた「放電対策」を取り入れています。
それは、「門扉やドアノブに触れる前に一度両手を壁につけて、自己放電すると静電気が起こりにくい」というものなのですが、おかげで堺市堺区のあるお宅では、毎晩8時過ぎになると「太陽を盗んだ男」http://www.amuse-s-e.co.jp/taiyo/の城戸先生と、池上季実子さん扮するゼロの出会いのシーンのように、まるで自宅が倒れてくるのを押さえるようなポーズの鍼灸師を目撃することができます。
犬の散歩途中の方に、「どうされました、気分でも悪いのですか?」と尋ねられたことも・・・。


いやいや、話がかなりそれてしまいましたが、京セラドームですよ。http://www.kyoceradome-osaka.jp/アクセス方法の確認とか、食事のこと、トイレのこと、服のこと・・・。
あと、開場1時、開演3時で終演予定が9時30分ということで、長丁場のライブになりますから、スリッパなど持参すれば楽かもしれないですし、普段ライブやお芝居で使用されているオペラグラスじゃ役に立たないこと、電車ご利用の方は、帰りの分の切符は先に購入しておくことなどなど、いろいろと当日のイメージを膨らませて、皆さん要領よく工夫して下さい。
 
 
何よりも、くどいようですが、ライブ当日まで風邪をひかないこと。
ライブ途中でぶっ倒れないように、毎日なるべく規則正しく睡眠と栄養をしっかりとっておくこと。
それから大勢の中にいるというマナーをわきまえて、大きな荷物はロッカーへ。
あと、ご自分以外の人には「臭っさ〜」うんこでしかない香水とか化粧品とか、防虫剤の匂いの染み付いた服は、勘弁してね〜。
膏薬の匂い?それは仕方ないですね。
 
 
| 沢田研二さんのこと | comments(8) | ブログトップ |
みてきたで、ザ・フー

昨夜、ついに念願のザ・フーを観てきました。ネタバレ
ジョーホール入口にて

今までビデオやDVDで映像は何度もみたんだけど、実物が目の前で演奏する姿、「BaBa O' Riley」を生で聴き、熱くなれるなんて、滅多なことではありません。


セットリストは以下のとおり。

I Can't Explain
The Seeker
Relay
Fragments
Who Are You
Behind Blue Eyes
Real Good Looking Boy
Sister Disco
Baba O'riley
Eminence Front
5:15
Love Reign O'er Me
Won't Get Fooled Again
My Generation

アンコール

Pinball Wizard
Amazing Journey
Sparks
See Me Feel Me
Tea and Theatre


ピート「横浜に来れてうれしいなぁ」、観客「なんでやねん!」、ピート「東京に来れてうれしいなぁ」、観客「ちゃう!ちゃいまんがな!」、ピート「やっぱり大阪やね!」、観客「よっしゃあ!」というような、あの偉大なピート・タウンゼントの、何となくベテラン芸人さんのようなツカミもありまして、これは今日、横浜ではどんな感じになるのだろう。


ライブは鳥肌たちっぱなし。
ピートはギターをかき鳴らす腕をぐるんぐるん回して、「いつもより余計に回しております」状態、まさに芸人の鑑やなぁ。さすがにハイジャンプや、ギターを叩き壊すパフォーマンスはなかったけど、本当に「エレキギターの魅力」を熟知しているなとあらためて思いました。カッコいいんです、実に!


ロジャーは、僕は内心声が心配だったんですけど、さすがとしか言いようがない。
後半にいくにつれて、どんどん調子が良くなってきたように感じましたが、他の皆さんはどう感じましたでしょうか。日頃からだいぶ摂生しているとみた。ロジャーもマイクをぶるんぶるん振って、カッコええな〜。
 
 
それからサポートのピノ・パラディーノのベース、思ったよりもすごく控え目な感じだったんですが、そこに職人としての渋さを感じました。
 
 
特筆すべきはドラムのザック・スターキー。
ブランド重視で音楽がさっぱり聴けない人は、「やっぱりキースのドラムでなければ」みたいなことを、知った風な口調で言うんでしょうけど、僕より若い世代のヤツのこの発言は大いに笑っちゃう。お家でおとなしくCDを聴いていなさい。
 
むしろ、ザックのそれは、ぐいぐいとピートやロジャーを煽るようなドラミングで、さすがにキース・ムーンとお父さんのリンゴ・スターの手ほどきを受け、多くのバンドのサポートを行っているキャリアを十分堪能させていただきました。
 
 
アンコールの最後の、舞台にアコースティックを弾くピートとロジャーのふたりの姿には感極まりそうになりました。カッコよすぎる。
 
  
本当にいいライブをみせていただきました。
感じたのはThe Whoのナンバーを奏でる「真の芸人」。
ピートとロジャー、そしてサポートメンバーの心意気というか、やはり不変のサウンドです。
 
 
僕をこの感動の夜にお誘いしてくれた恩人であり同志のコトバが気に入っています。
「The Whoはピートのものでも、ロジャーのものでもない。ピートとロジャーの間にあって、そこにはキースもジョンも存在している」


僕たちの席はアリーナの28列目、一番右端でした。
普段、澤田さんのライブに行くのとは勝手が違って、28列目といっても、前のほうはみんな僕より背の高い人たちだし、男子トイレのほうが混雑しているという真逆の現象で、アウェイに来た感はぬぐえませんでした。でも、僕より年配の人がノリノリでライブを楽しんでいる姿や、僕よりも頭ひとつふたつ大きい若者たちの幅広い年齢層に素直に感動しました。
 
 
ザ・フーは不滅だ。
 
  
車の窓を開けて、秋の夜風に当たりながらの帰路でしたが、いいライブの余韻は、なかなか熱が冷めないもんですね。
 
   
11/17
セットリスト中に2ヶ所、誤記があることを人見欣幸さんにご指摘いただきましたので、本日修正いたしました。恥ずかしーorz
やっぱりコピー&ペーストは避けるべきですね。

 
| 音楽のこと | comments(8) | ブログトップ |
ザ・フー大阪公演

11月13日(木曜日)はザ・フーの大阪公演だ。
1965年のデビュー以来、初の単独来日公演の皮切りが大阪城ホール!
いよいよザ・フーを生で観る機会がやってきました。
http://www.udo.co.jp/Artist/TheWho/index.html
 
 
今回の来日メンバーは、
Roger Daltrey/ロジャー・ダルトリー − Vocals
Pete Townshend/ピート・タウンゼント − Guitar
Pino Palladino/ピノ・パラディーノ − Bass
Zak Starkey/ザック・スターキー − Drums
John "Rabbit" Bundrick/ジョン ”ラビット”バンドリック − Keyboards
Simon Townshend/サイモン・タウンゼント − Guitar
という豪華絢爛。
 
 
正式なメンバーはロジャーとピートのふたりなんですが、
サポートが、
ジョン・メイヤー・トリオのピーノ、
故キースムーンとお父さんのリンゴ・スターにドラムの手ほどきを受けたザックに、
さらに後期フリーのメンバー、名セッション・キーボディストのラビット(関根じゃないよ)。
 
 
特に見ものはザック・スターキーのドラミング。
これぞザ・フーだというドラムは、ぜひとも観ておかなければ。
 
 
思えばほんの若造の頃に、バンドをやっているなら「ライブ・アット・リーズ」はマストだと聞かされたのがザ・フーとの出会い。
それに「ロック・オペラ・トミー」はタイトルに他人とは思えない親近感を抱いて聴くことになりましたし、「フーズ・ネクスト」、「四重人格」というロックの名盤は、やはり衝撃的でした。
あるいは、初期の2枚はR&B好きにもたまらない作品だし、ロックの名場面として、ギターをぶっ壊すピートのパフォーマンスは「うわ、もったいない」という気持ちと、爽快感の入り混じる複雑な心境で拝見しました。
 
 
そんな風にザ・フーから受けた衝撃も、僕ですら10代の思い出。
なのにこうして今、彼らが日本にやってくる。
 
 
果たして40歳になった僕は、今回のライブでどんな衝撃を受けるのか。
少なくとも僕の「ロック熱」は、10代の頃のパワーはないものの、この歳になっても炭火のようにジワジワと燃え続けています。
ザ・フーのパワーで燃え上がりたいです。
 
  
| 音楽のこと | comments(12) | ブログトップ |
京セラのチケット届く
 
昨日、京セラドームのチケットが届きました。
それでいろいろと座席表を調べてみたのですが、いまいち、ピンときません。
 
 
京セラドームは澤會から案内がきて、すぐに購入したので、
きっとハズレな席ではないでしょうが、
ずいぶん端っこではないだろうかと想像しています。
 
 
まぁ、どんな席でも記念すべきドーム公演の会場で、
興奮を共有させてもらえるんだから文句はいわない。
その場にいる、っていうだけでもすごいことなんですから。
 
 
ただ、願わくば、到着するやいなやオークションに出品される憐れな座席よりも、
いい席であって欲しいと思います。
 
 
女性の方、僕より先輩の方は、トイレトイレとかその他諸々車椅子ディナーでんしゃゴン太の下準備が必要かもしれませんね。
とにかく通常のコンサートとは比べものにならない混雑と、広さですから。
何か気になることとか、注意なさっていることがありましたら、
コメントに書き込んでおいて下さい。
ぜひそちらも共有しましょう。
「おのぼりさん」みたいですけど・・・ね。
 
  
京セラドーム大阪 
http://www.kyoceradome-osaka.jp/ 
 
 
| 沢田研二さんのこと | comments(10) | ブログトップ |
12時間、聴きました
 
先週、風邪をこじらせてしまい、この連休はとにかく「寝る」というミッションを遂行しなければと、土曜のお昼から日曜日にかけて、完全にダウンしました。
その甲斐あってか、昨日はかなりコンディションも回復して、しかも「起こされずに起きる」という休日らしからぬ目覚め。待ち焦がれた12時間ラジオの日でしたから。
 
 
仕事で毎月、月初めは何かと事務仕事が溜まっているのですが、昨日の午前中にすべてクリアし、正午にはステレオの前で録音用のMDをセットしてスタンバイOK。
そしていよいよ12時15分。
ROCK'N ROLL MARCH のイントロが流れた時点で一挙にハイテンションです。ジングル(というのかな?)の「今日は一日、ジュリー三昧」、力の入った「三昧」の言い回しに、「よっ、待ってました!」と声をかけたくなるんですよね。
 
  
ROCK'N ROLL MARCH、神々たちよ護れ、風におされ僕はと、すっかり耳慣れたナンバーのあとは、タイガースについて。
冒頭では淡々と関東弁というか流暢な共通語で話されていたけど、話がのってくると関西弁に戻ってる・・・僕は澤田さんの話し方が関西弁に切り替わる瞬間が、たまらなく好きです。
 
  
メンバーのこと、かなり話されましたよね。
岸部兄弟の違いについて説明されたときには、吹き出してしまいました。
そして澤田さんの喋り方がシローさんの「話芸?」の影響を受けていることに、フムフムと納得。
「小さいバウンド」、「中年ロマンス」、なるほどちょっとした空耳アワーですね。
僕はザ・タイガースをタイムリーで観れたのは「同窓会」のときなので、ファンとしてはまだまだ若輩者なのですが、いつかまた本当にメンバーの皆さんが全員一同に集まれるといいですね。
 
  
PYGのこと、ソロになってからのことなど、澤田さんの口からいろいろと聴けて、ラジオの前で「うわ〜」とか「お〜」と感嘆の声を上げどおし。ハプニングで流れたレアな勝手にしやがれの英語版もお得感いっぱい。
 
  
こうしてラジオからきこえる「ジュリーナンバー」の数々は、僕のノスタルジックな記憶を呼び覚ましてくれるものでした。
僕の生家は大阪市内のごちゃごちゃした小さな商店街のなかにある、祖父母の営む小さな散髪屋だったのですが、よく店のラジオから「追憶」が流れていましたし、親父の運転する車のカーラジオから「ヤマトより愛をこめて」が流れて、「お父さん、ボリューム上げて」とあわてて叫んだこともある。
イヤホンを耳に布団の中で聴いていた深夜ラジオから流れた「恋のバッドチューニング」、そういえば「渚のラブレター」の波音のSEはラジオのノイズとごっちゃに聴こえたなぁ、とか、AMのラジオ番組「火曜はジュリーのパラダイス」・・・。それに「スキャンダル」は寅さんの映画もいいけど、やっぱりラジオやね。
 
 
確かに今、僕のステレオはサンスイのアンプとかBOSEのスピーカーだとか、ちょっとだけ贅沢もできて、いい音質でCDを聴くことができるけど、こうしてラジオから流れるジュリーサウンドも捨て難し。
90年代や2000年以降の音源たちも、やたらと新鮮に聴こえました。
実は番組がはじまる前に、アンテナの位置を一番クリアに聴こえる向きに設定して「よっしゃ!」だったのですが、なぜかMDの録音のスイッチを押したとたん、少々ノイズが混じるようになりまして、最初はそれがすごく気になっていたのですが、慣れてくると逆に心地いいんですよね。
 
 
サービス精神旺盛の澤田さん、いろんなことを話してくれましたが、僕は後半の柴山さんについての話、加瀬さんについての話は、聴いていて泣きそうになりました。
そしてつくづくこのお方のファンで良かったと思いました。
12時間、全然苦痛じゃなかった。むしろ、短いくらいだった。
まだまだ話を聴きたいし、こうしてラジオからジュリーナンバーを聴かせて欲しい。
もうこんな12時間ぶっ通しという企画はないと思いますが、できるならばまたやって欲しいです。
もっとレコーディング秘話とか、曲の解説や思い出について澤田さんに語ってもらいたいです。
 
 
12時間ずっと聴き続けたことを、ジュリーファンでない他の誰かにいったところで、酔狂者だと笑われるのがオチでしょうが、でも全然苦痛じゃない。むしろ「次は24時間を希望」だといえるところが、我ながらパワフルなファンだなと笑えてしまうのです。
 
 
| 沢田研二さんのこと | comments(25) | ブログトップ |
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