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4月といえば・・・
エイプリルフール。
四月ばか。
この日ばかりは害のないウソをついてもいいとされている日で、
コミック版の「ドラえもん」で育った僕らの世代には何となく馴染みがある。
でも、実際にエイプリルフールを楽しんだ記憶がない。

現在の日本でエイプリルフールを楽しめる人たちっているんだろうか。
むしろ嘘と虚栄で構成されたような社会で、何を今さら…って笑ってしまいます。
あの人たちやこの人たちは毎日エイプリルフールなのか。
むしろ、1日だけ絶対嘘をついてはいけない日を歓迎したいです。
 
 
話は変わって、
「桜舞う」季節。

澤田さんといえば、桜。
 目を閉じれば桜が見える
 桜は僕自身。
http://jp.youtube.com/watch?v=bxfzL9MFd7g (06:40〜)

僕もこの年齢になって、ようやく桜の美しさが分かりかけてきました。
日本人で良かったと思います。

でも花見の席の無礼講や、乱痴気騒ぎは、相変わらず好きになれません。
「あんな大人になるもんか」と彼らに中指を立てて育ってきましたから、
テレビで花見の映像が流れるとムカっ腹がたちます。
さらにバーベキューなんかはじめる連中なんかもいて、
そんな人たちと桜の美しさを共有しなければならないのが不愉快だ。

桜は、染み沁み、染み沁み。

 
 
またまた話は変わって、
「ぼんち」のチケットが届きました。
新神戸オリエンタル劇場。
午前中に仕事をすませて、堺から出発するのですが、電車のアクセスが少し面倒臭いな。
でも、今月は澤田さんに会える。
それだけで、4月も頑張ろうという気持ちになれるのです。
僕もええ仕事しまっせ!


 
 
| 沢田研二さんのこと | comments(15) | ブログトップ |
おまえがパラダイスの柴山さん
今までも書いてきましたが、僕は澤田さんのバックバンドに憧れてギターをはじめました。
とはいっても、最初はジャンルの違いも分からず、「何か違うな」首をかしげながらクラッシックギター教室に通っていました。それはそれで楽しかったので中2まで通いましたけど・・・。

しかし小6の冬、僕は「おまえがパラダイス」を歌う澤田さんをテレビでみた。
バックバンド、オールウェイズのギタリストはヒゲを生やしスタジャンを着た「いかにもバンドマン」という風体から、洗練されたルックスに変貌していました。
曲調は子供の僕でも分かる懐かしきロッカバラード。
カラーコンタクトも光らず、ハンカチを振りながら歌うこともなく、ハンチングをかぶり淡々と歌う澤田さん。

2コーラス目のサビで僕の目は釘付けになりました。
ギターを弾かずにドクロマイクに齧りつくような勢いで歌っているギタリスト、澤田さんの手がその男のリーゼントヘアーをぐしゃぐしゃにかきむしる。
「Oh Yeah!Oh Yeah!Oh Yeah!・・・」
・・・カッコいい。
「僕も澤田さんに髪をクシャクシャにされたい」という願望と、そのギタリストへの憧れ。
LPのクレジットをみて「あの人は柴山和彦という名前なのか」と知ったあの日から現在に至るまで、柴山さんが僕のギターヒーローです。

そしてその思いは「やっぱりエレキでなきゃ」という強い意志となって、中学校に入った頃、僕は子供ながらにあの手この手を駆使してエレキギターを手に入れました。
ギターをかまえる高さ、トレモロアームの使い方、リズムのとり方、弾き方、つまりエレキギターの「いろは」はすべてテレビに映る柴山さんの動きを食い入るように見つめて練習しました。

柴山さんファンの皆さま、ぜひ下の動画をご覧下さい。

http://jp.youtube.com/watch?v=6eyHAbND1b0

髪グシャグシャのパフォーマンスの、これが第一回目だと思います。
柴山さんもすごく抵抗しているし、最後は澤田さんの髪を掴もうとしています。

かつて大阪のあるテレビ番組で柴山さんが、「最初はいつも振り付けはなく、日ごとに形成されていった。おまえがパラダイスのとき、バリバリにリーゼントをキメていたのに、ジュリーが曲の途中でオレの髪をつかんでグシャグシャにしたから、次回からは恒例になった」と語っていましたが、上の動画はきっとその第一回目なんでしょうね。何度観ても微笑ましいです。あ〜永久保存版にできないかなぁ。


| 柴山和彦さんのこと | comments(38) | ブログトップ |
大澤さんのライブに行ってきました
3/1(土)、大澤誉志幸さんのライブに行ってきました。
ピアノ&キーボードは泰輝さん、ギターは柴山和彦さん。これは絶対行かなければと万障繰り合わせて出かけました。
行ってよかった。素晴らしいライブでした。

※大澤誉志幸さんのグレイト!なパフォーマンスについては、熱烈なファンのブログをご覧になっていただければと思います。僕自身も大澤さんは大好きなシンガーですが、このブログでは柴山さん目線で語りたいと思います。


※名古屋の前哨宴に行かれる方はネタバレの可能性もありますので、気になる人は読まないで。


 
今回はボーカル、ギター、キーボードという3人編成。
僕は大澤さんがもっとギターを弾きながら歌うと思っていたのですが、ギターを手にする頻度は少なかったです。でも大澤さんもとてもギターが巧いですね。

で、柴山さんのギターがリードギターでありサイドギターでありベースギター。多彩なバリエーションのギターを弾かれました。うーん、何から書こうか。書きたいことは山ほどあるのに、目くるめく一夜の記憶に想いをめぐらせたら、頭の中がチンチラポッポ(by 島木譲二)な状態です。

えっと、ステージ上にはギターが2本置いてあって、1本は澤田さんの「生きてたらシアワセ」のライブ、「いくつかの場面」で素晴らしい音を聴かせてくれた赤いストラトキャスター。でもこのギターは予備用だったようで今回は弾かず。メインはフェンダーの3-Color サンバーストのジャズマスター。ローズウッド指板、コイルを幅広く巻いたシングル・コイル・ピックアップを搭載し、1958年に登場したギターです。

第一部のステージ、僕はやはり「宵闇にまかせて」、「CAB DRIVER」そして「DEEP SLEEP」など個人的に馴染みの深い曲が聴けたのがうれしかったです。
「宵闇にまかせて」のミュートしたメロウなギターはまるで「背中まで45分」。愛撫のようなギターの囁き、都会的なアレンジ、今夜のライブを彩ります。
「CAB DRIVER」という曲自体、おおっ!と身を乗り出しそうなくらい好きな曲なんですが、ファズっぽい歪んだ音とボリュームペタール、コーラスや深いリバーブでここまで感動的なギターが弾けるのかと、とても勉強になりました。
「DEEP SLEEP」では泰輝さんのジャージーなピアノと、柴山さんの右手でプリングオン(ライトハンドとはいわない)などの繊細さと、破壊的な歪んだギターのがスリリングで、大澤さんのハイトーンのボーカルと絡み合って、とても印象に残る演奏でした。
「恋にJast Can't Wait」はEXOTICS時代を彷彿するような軽快なカッティング、客席も立ち上がって、一番の盛り上がりをみせました。

第二部はサイフの都合で安いカジュアル席に移動しましたが、今度は少し高い位置から第一部よりもクールに観ました。
「そして僕は途方に暮れる」、ローポジションでの淡々とした柴山さんのギターと泰輝さんの奥行きのあるピアノ、長い年月の封印が解けた宝箱の中からでてきたのは、胸をうつ大澤さんのダイナミックな歌声、アルバム「コンフュージョン」がリリースされてからしばらくたってからヒットしたんだなとか、夜のヒットスタジオに初出演して「その気XXX」を歌った大澤さんのインパクトや、僕の高校一年生の頃のいくつかの思い出が込み上げてきました。
「ラ・ヴィアンローズ」はコーラスやディレイの効いたGmの16ビートのカッティングが素晴らしかったです。

「フランス海岸」では柴山さん、泰輝さんはステージから下がって、フルアコ一本での大澤さんの弾き語り。聴き惚れますよね〜、僕も弾き語りで歌ったことがありますが、いつも「♪〜風が逆に」の部分を噛んでしまうんです・・・。
この曲の途中、ステージを降りた柴山さんは右端の空いた席に座って、泰輝さんは僕たちの前を通って反対側の通路(正確には左端)で、大澤さんの演奏を聴いていました。

「Babyrose」、「5分後のEROS」はまさにエロモード全開といったところで、Am→AmM7→Am7→AmM7のコード進行も、ワウペダルの踏み方もヤラシイ。「Babyrose」における柴山さんのソロはまさにその行為そのもので、徐々にテンションの上がっていくギターは会場を揺さぶっておりました。

アンコールの「明日はきっとハレルヤ」、A→Bm7→D7の3コードのくり返しなんですが大澤さんのソウルフルなゴスペルはとても神々しく、いろんな思いが脳裏を横切って、聴いていて涙が出そうになりました。

今回のライブでは、柴山さんはピック弾きの他、親指でベースラインを弾きながらのフィンガープレイの曲もあり、マジックというかダイナミックな音に魅了されまくりでした。久々に名人級のアーミングも観れたし…。3人編成のスリルを楽しみながらギターを弾いている姿、自分のバンドに不平不満タラタラの僕に喝を入れてくれました。
それから泰輝さんのピアノ、指が奏でているんじゃなくて泰輝さんという生命体から音楽が溢れているんです。プロのくせに本人が一番楽しんでいるようで、それが伝わってくるような感じ、あの方も魔法使いですね。

テーブルに置かれていたのは、ソロデビュー25周年を迎えた大澤さんへのメッセージカード。
裏面には「あなたの好きな大澤さんの曲を3曲選んで下さい」とありました。
あまり大澤さんを聴いたことがなかった息子はなんと書くのかと思ったら、「初恋」と、あとは澤田さんに書いた「STOP WEDDING BELL 」、「氷づめのHONEY」と書いていましたが、今後、僕のCDラックから大澤さんのアルバムたちが息子の部屋に持っていかれることは間違いないだろうと思います。
未成年に酒の味を教えるような、禁断の音楽をまた息子に聴かせてしまった!!でもこのお酒、かなり度数はキツイよ。五臓六腑に染み渡ることは請け合いだけど。

メッセージカードにはびっしり書き込んだのですが、大澤さんに一番言いたかったのは「有難う」です。またこのメンバーで大阪に来て下さい。必ず観に行きます。
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