プロフィール

お気に入りサイト

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

バックナンバー

BOCHI-BOCHI-BLUES-BAND
10月20日に部族ライブでジュリエットを観て、
泰輝さんが楽屋にいる柴山さんのところへ連れていってくれて、
柴山さんとお話ができて、
ジュリエットの打ち上げに参加させてもらって、
そこでも柴山さんとたっぷりギターのお話ができて、
ツチGさんやD.J.人見さんやザイブズのTaroさんと知り合いになれて、
あれ以来、僕の身体に異変が生じています。
ツチGさん曰く「部族の虫」と呼ぶものなんですが、
バンドや音楽に対する熱い思い、エレキギターの抱き心地などなど、
とにかくココロとカラダが疼くんです。

僕も何かしなくちゃ、ということで、
ささやかな「僕の音楽人生」の中で最後のバンド、
「BOCHI-BOCHI-BLUES-BAND」が復活です。
このバンドときたらその名前のとおり、活動のペースも技術も「ぼちぼち」。簡単な経歴をあげると・・・。

結成は1999年、バンドメンバー募集のサイトで知り合った5人組。
でも2回ほどスタジオに入ったきり活動停止。
突然、とあるライブイベントに参加することになり、
応募締め切りの2〜3日前にあわてて必須のデモテープを僕ひとりで制作、
「打ち込み」のSweet Home Chicagoは別な意味で泣けるブルースです。
その後3回だけスタジオに入って練習して、
2000年9月にアメリカ村のBIGCATで行われたMCの人たちのイベントでライブデビューという、本当にデタラメなバンドです。

その後、何度かスタジオには入るものの、
個々に「BOCHI-BOCHI-BLUES-BAND」のメンバーを名乗って、
それぞれがブルースのセッション等に参加したり、独自の音楽活動を展開。
僕もリーダーと一緒にアコースティック・ブルースのライブをやったり、
僕単独の弾き語りライブをやったり、他の人とユニットを組んだりしていましたが、
2007年の暮れにBOCHI-BOCHI-BLUES-BANDがついに復活だ。

とはいっても、ボーカリストが大出世して雲の上の人になったのと、
「シャッフルギター無法松」という異名をとっていたスーさんが、故郷の小倉に帰っちゃった。

現在のメンバーは、
本当はサッカー観戦のほうが好きなマジメなドラマー、
ジャージーなセンスでギターを弾くけど酒が入ると「Aって何?」と本番でコードの存在すら忘れてしまうリーダー、
そして前回のライブでは「アル中鍼灸師」と紹介された、同じくギター担当の僕。
酔えば酔うほど冴えたギターが弾けるって、酔拳か!
最近は休肝日まで設けてまっせ。
このどうしようもないおっさんトリオです。

ライブでは僕がベースギターを担当することもあったのですが、
この際、メンバー募集です。
ダックダンの好きなBと、グレッグ好きなKey、ジャニスの良さが理解できるVo、
パーカッション、管楽器、ブルースハープ、リードタンバリン&サイドタンバリンなどなど、僕たちの活動に参加してもいいなと思う方はいませんか。
当方、完全アマ志向、
というより仕事や日常生活の片手間。活動は大阪。人柄重視。
ライブの予定は未定。当面の間は演奏のリハビリとデモテープ(CD)作りです。
主にブルースのナンバーをカッコ良く演奏します。

ボーカルは女性がいいな。
来なけりゃ、僕が歌うぞ。
ブルースやソウルが好きな方、あるいはブルージーやソウルフルなロックが好きな方、一緒に楽しみましょう。
 
| 音楽のこと | comments(3) | ブログトップ |
お互いに
何より相手が軽傷で良かったです。
明日からワイドショーの人たちは鬼の首でも取ったように報道するんでしょうが、有名人の宿命ですね。でもメディアが被害者を傷つけないことを望みます。
事故は他人事ではありません。車に乗る人は、お互いに気をつけましょうね。
被害者のケガの早期回復と、ジュリーの立ち直りをみんなで一緒にお祈りしましょう。











| 沢田研二さんのこと | comments(9) | ブログトップ |
フィルモア・イースト・ライブ
このブログのサイドバーには「オススメ商品」が表示できる。
画像をクリックするとAmazonのページが開いてアルバムが1曲30秒間ずつ試聴できます。ええやん、おもろいやん、これはいい!
サイドバーの最下部に定期的に僕のオススメのアルバムを貼り付けるので、ぜひ試聴してみて下さい。僕がよく聴いているアルバムや大好きな音楽たちを、知っていただけるとうれしいです。

第一回目は数あるロックのライブアルバムの中で、最高傑作と呼び声も高いオールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・イースト・ライブ」をオススメ商品に貼り付けました。このアルバムは、何か用事をしながら、サクっと聴けるアルバムではありません。音量をあげたスピーカーの前で向き合わなければ真価の分からないアルバムです。百聞は一見、いや百見は一聞にしかず。まずは聴いて欲しいのです。

まずブルース好きの僕は、3曲目のセンスにシビレます。
「コール・イット・ストーミー・マンデイ・ブルース」、モダンブルースギターの父、T-ボーン・ウォーカーの曲。たぶん世界で一番カバーされているブルース・ナンバーです。この曲をレコーディングやライブで取り上げたブルースマンの名前は何人も挙げることができるし、僕もこの曲やT-ボーンのギタースタイルは、さんざんパクらせてもらっています。と、いうのもブルースギタリスト必須のテクニックやコード進行(ストマン進行と呼ばれている)ですから。

こうして世界中のいろんな規模のブルース・セッションで演奏されているこの曲ですが、このオールマン・バージョンのセンスの良さときたら、別格ですね。
ギターのカッコよさは当然だし、グレッグのジャージーなキーボードもたまりません。
ブルースセッションでこの曲をカッコよく聴かせるコツは、スリルとダイナミックさ。そういう意味では、このアルバムの「ストマン」は、最高のお手本なのです。

このバンドについては、風邪薬のビンを指にはめてスライドするスカイ・ドッグ、エリック・クラプトンも嫉妬したほどの正確なスライド奏法(チューニングはオープンE)、若くしてバイク事故でこの世を去った70年代伝説のギタリスト(24歳で)、そんな数々の伝説をもつデュアン・オールマンについて語られることが多いです。

「ママ、僕はヒット・レコードなんか作るつもりはないよ。どこへ行っても同じ曲を演奏しなきゃならないなんていやだ。有名になんかなりたくない。お金も欲しくない。毎日ハラいっぱいの食べ物があって、ギターをかきならすことができるんだったら、それで満足だよ」というデュアン17歳の名言とか、天空を駆け巡るようなギターについてはスペシャルに特筆モノですが、音楽としては、もうひとりの名人、ディッキー・ベッツとのツインギターの対比が一番惹かれます。

そう、ディッキー・ベッツのギターやソングライティングのセンスもすごいんです。このふたりのギタープレイは、まるで往年の「やすし・きよし」の漫才の妙に似たインパクトがあります。キャラのかぶらない、息の合ったふたりの天才ギタリストっていう感じです。

また、グレッグのキーボードにツイン・ドラムも素晴らしいですよね。
サザン・ロックって、アメリカ南部のヒゲ面で乱暴な荒くれ男たちのイメージがありますが、何をおっしゃるウサギさん。ジャズやソウルのフレーバーたっぷりの洗練されたブルースサウンドなんです。そこにトラディショナルなカントリーのテイスト。ロックとしては「究極のごちそう」なんじゃないかな。

そして「エリザベス・リードの追憶」。
先月行われた部族ライブで、僕にとってとくに思い入れの強いこの曲が、ジュリエットと泰輝さんによって演奏されたことは、一生忘れられない思い出です。

と、まぁこれがブログ移転一発目の記事。
「ジュリーな毎日」というくせに、全然ジュリーが出てこないやん!とのお叱りの声も聞こえてきそうですが、マージビートもサイケデリックも、あの時代の音楽を「ビートルズサウンド」と呼んだように、僕にとったら、イケてる音楽はみんな「ジュリーサウンド」なんです。

これからも「音楽と向き合うこと」のすごさを教えてくれるアルバムや楽曲を紹介して、
ジュリーファンの皆さまにも、ぜひ聴いてもらいたいと思います。
| オススメのアルバム | comments(4) | ブログトップ |
アリガトーネ♪
広告なしの新「ジュリーな毎日」に、ようこそおいで下さいました。
新しいサブドメインはジュリーファンには馴染み深い「アリガトーネ」。

テンプレートを作ってくれたのは、僕の友人です。
やっぱり持つべきものは友ですね。本当にアリガトーネ♪
おかげで旧「ジュリーな毎日」よりも見た目がスッキリかつ、
お洒落になったと思います。

いつもブログに遊びにきてくれる皆さん、今後ともどうかひとつ、
よろしくお願いいたします。







| 沢田研二さんのこと | comments(5) | ブログトップ |
「VS沢田研二」って・・・

ジュリーファンの特技として、新聞のテレビ欄から「沢田研二」の名前を即座に発見できるという能力があります。ベストテンやトップテン、ヒットスタジオなどの歌番組やドリフなどのバラエティで慣らした技です。ええ年したおっさんになった今も、朝一番の新聞はまずテレビ欄。他の記事もちゃんと読みますが、まずはテレビ欄を開くという習慣は子供の頃から変りません。ずっと「沢田研二」という字ヅラ探し。


昨日の新聞に久々にジュリーの名前を発見。「誰でもピカソ」で藤山直美さんの特集だ。「VS沢田研二」と書いてあるではないか!春団治や夫婦善哉、バスコダガマ等、藤山直美さんとジュリーの芝居は最高ですから、「これは期待できるぞ」とHDDに録画セットして見たんですが、芝居の様子は数秒間流れましたが、どこが「VS沢田研二」なのかが分かりません。共演者として笹野さんのコメントもあったし、これはジュリーのコメントもあるで〜と、わくわくしながら最後まで番組を見ていたのですが、おいおい・・・。テレビ欄にデカデカと沢田研二の名前を載せた割りには、完全にジュリーの話題はスルーする。何かイヤミなくらいのスルー。完全無視。


確かにね、「沢田研二」と書けば視聴率が上がると思うし、番組制作側としてはどんな手を使っても視聴率さえ取れたらいいんだろうけど、楽しみにチャンネルを合わせた人たちを、ガッカリさせさせたらアカンやろ!正直に書くなら「VSほっしゃん。」でしょうが。あの扱いで「VS沢田研二」はないで。


こんなことなら、録画と並行して見るんじゃなかった。


微力な視聴者のささやかな抵抗として、我が家は番組スポンサーの商品はしばらく買わないことにしようっと。

| 沢田研二さんのこと | comments(2) | ブログトップ |
なんたらかんたら

ぼちぼち大阪も寒うなってきました。来週の月曜日は最低気温が4度になるらしいです。そりゃもう11月も半分過ぎてもうたし、クリスマスやら忘年会やら、年末の行事も近づいてきているので、寒くなって当たり前ですよね。


さっそく明日、今年一発目の忘年会。白浜で一泊してきます。温泉に入って、ご馳走食べて、お酒飲んで、「今年もいろいろあったなぁ」とか喋るんやろなぁ、考えたらちょっと気ぜわしい。


暑がりで夏が苦手だった僕は、冬に温まるのがサイコーに気持ちいいです。風呂もゆっくりつかるし、温かい食べ物も美味しい。こたつや布団にくるまって「外にいる人は可哀相やなぁ」と感じる、このプチ・ハッピーがたまりません。ここ2年ほどは火鉢にこっていて、灰の手入れも楽しみのひとつです。


とまぁ、冬の魅力について語りましたが、残念なことに僕には冬場の強敵がいます。極度の静電気ブルー。何か触るたびに「バチッ!」とくるのがとてもイヤなんです。「安もん」の服しか着てないから、余計パチパチするのかも知れません。エレキギターは好きやけど、それ以外のエレキは堪忍して欲しい。誰か、静電気をためないコツみたいなもん、知りませんかー。


 来年のジュリーの音楽劇「ぼんち」。「ぼんち」というコトバで真っ先に思い浮かぶのは「ぼんち揚げ」というスナック菓子。どうやら大阪限定の商品らしいけど、他県の皆さんはご存知でしょうか。一口サイズの揚げ煎餅なんですが、大阪人には馴染みが深いお菓子です。


それから漫才の「ザ・ぼんち」。「お、お、お、おさむちゃんでーす!」や、「そーなんですよ川崎さん」、「今日、耳日曜」とか、一世を風靡した漫才コンビ。そういえばブレザーを着こなしたアイビールックでコンビ名どおり「ええとこのボンボン」風のいでたちでしたね。一度解散したけど、また一緒にやっていますよ。


音楽劇「ぼんち」。何で大阪でやってくれへんの〜。芝居の前後はやっぱり大阪の情緒に浸りたいっていう人も多いと思うんですが、神戸まで観に行かなければなりません。「追加公演」に期待したいですねー。


 


このブログ「ジュリーな毎日」、近々移転を計画中です。広告の入らない有料のヤツに変えるのですが、料金の支払い方法の都合で、ヨガ教室やインプロ・サークルと同じところに移転しなければなりません。テンプレートを使用せずに、独自のデザインでいこうと検討中です。詳しい知人に相談しているところなんですが、出来上がりに乞うご期待、といったところです。


 


| その他諸々 | comments(2) | ブログトップ |
前夜祭

来年のことを話すと鬼が笑うという。でも語らずにはいられないジュリーの2008年。オフィシャルサイトの2008年ライブスケジュールでは、「前夜祭」と称して「耒タルベキ還暦に向けて、まさしくその前哨戦とも言えるコンサート!!前夜祭ならではのヒット曲・カバー曲満載のスペシャルメニューでお届けする予定です」とあります。


これはテンション高くなりますね。カバー曲満載?今までカバーしてきた珠玉のロック・ナンバーの数々、どんな曲が歌われ、演奏されるのでしょうか。ああ、気になる〜。


僕としては以前このブログに書いた「アイ・プット・スペル・オン・ユー」が聴きたい。ついでに「スージーQ」も。他にもローディー時代にはじめて人前で歌ったといわれる「センド・ミー・サム・ラビン」(ライブ「愛まで待てない」でも演奏されましたね)、ストーンズの曲なら「アンダー・マイ・サム」をリクエスト。ジャニスの「ムーブ・オーバー」やボウイの「ジーン・ジニー」、昔、テレビで虎の毛皮を持って歌ったビートルズの「その時ハートは盗まれた」とかロッドの「ボーン・ルーズ」、GFRの「ハートブレイカー」、オーティスばりの「サティスファクション」や「デイ・トリッパー」などなど、歌って欲しい曲がたくさんあります。「ホワット・アイ・セイ」で客席も一体となって盛り上がるのも楽しそう。


皆さんもそれぞれ思い入れの強いカバー曲があるのでしょうね。


ある筋から来年は「ロック色の強いライブになる」と聞きました。「あと10年は頑張る」と言ってくれたジュリー。目が離せないですね。




また、来年の音楽劇は山崎豊子さん原作の「ぼんち」。かつて市川雷蔵主演で映画化された作品ですが、これも楽しみですね。「ぼんち」とは大阪弁で「ぼんぼん」、若旦那のこと。「ぼんぼん」よりも格上な表現らしいです。沢本忠雄さん演ずる成田屋の「アホぼん」とは違います。あしからず。


原作を読んだり、芝居の予習として大阪弁をマスターしておきたいなら、この「全国大阪弁普及協会のサイト」がごっつい勉強になりまっせ。役に立てとくなはれ。

| 沢田研二さんのこと | comments(2) | ブログトップ |
部族ライブBGM

今夜は今日のお昼に放送されたワイドショーの件で、大昔のことをほじくり返してメシを食っている、自分達だけが免罪符を持つ特権階級と勘違いしているテレビ人について、ぶつくさ文句を書いてやろうかと思いましたが、くだらないのでヤメにします。連中とは見えているものが違いますから。



部族のツチGさんから、ライブ前に会場にかかっていたBGMのリストをいただきました。ありがとうございます。開場後、最初のビールはツチGさんのセンスのいい選曲で、いっそう美味しく飲めました。カクタスは勉強不足でした。今度の休日にでも、CDかレコード探しに行こうっと。


また今回、ライブを主催したツチGさんの思いを皆さんにどうしてもお伝えしたくて、コメントを転載させていただきました。


> 皆からの ありがとう!=「LOVE and PEACE」> > ライブ当日、または後日、部族の仲間, 同級生, 初対面の方など> 来ていただいた方々から沢山の「ありがとう!」と云う言葉を> いただきました。> 正に、これがプロデュースした一番の目標だったのです。> お互いに感謝と感動ができる「LOVE and PEACE」な場所を> 提供する事が出来ました。> > 今回、「LOVE and PEACE」を言葉に出さず行いました。> ピースマークの画像をスクリーンに映すだけに止めました。> 当初、出演者は私が MCで「LOVE and PEACE」を語ると> 思っていた様ですが ・・・(^-^)> でも、言葉に出さずとも その場でお互い分かり合えると信じ、> そして、その思いが通じるライブが行えました。> > 改めて、皆さん 本当に有り難うございました。> > ライブから一週間後、出演者達と呑み会を開きました。> それは、ライブ当日の二次会での帰り際、出演者の1人が> 「来週の金曜日に飲み会やろう!」の一言で決まりました。> そんな仲間に囲まれたことに感謝している今日この頃です。> > お恐れながらライブ前のBGMの選曲しました。> 以下、曲順です。> 1. Mr. Big (Free)> 2. Long Tall Sally (Cactus)> 3. Wild Thing (Jimi Hendrix)> 4. Five To One (The Doors)> 5. The weight (The Band)> 6. Rock N' Roll Children (Cactus)> 7. Boom Boom (The Animals)> 8. Lorelei (Wishbone Ash)> 9. Aimless Lady (Grand Funk Railroad)> 10. I Got The Same Old Blues (Lynyrd Skynyrd)> 11. Jingo (Santana)> 12. Feellin Alright (Joe Cocker)> 13. Hot 'Lanta (The Allman Brothers Band)> 14. I'll Be Creepin' (Free)> 15. For Your Love (The Yardbirds)> > P.S.> tomiさん> 気が付けば 体中に「部族虫」が寄生し巣食ってますね (^-^)v


僕は最初、よそ者として「部族ライブ」に参加しました。単にジュリーのバックでギターを弾く柴山和彦さんに憧れてギターをはじめた立場上、「柴山さんの勇姿は観ておかねば」という思いだけでした。


でも、ツチGさんとメールをやり取りさせていただいているうちに、「部族」というムーブメントそのものが気になり「部族に集う人たちの空気を吸いに行こう」と思ったのです。


そしてツチGさんはじめ部族に集った皆さんが、初対面なのに何故かとても懐かしい人のような印象を受けました。10代の頃にレコードやカセットをまわし聴きした友人や先輩、あるいは一緒に悪だくみをしてニヤリとヤニ臭い顔で笑い合った仲間、同じ方向を向きながら怒鳴ったり笑ったりしたことがあるような不思議な感覚。与え合うことに打算的な考えがまったくなかった頃のピュアな感情です。


当日誰も口にしなかった「LOVE&PEACE」、でも「言わずもがな」でした。コトバとして発声しなくても、熱い音楽や皆さんの温かさで、胸にズンと伝わりましたよ。ツチGさんにおっしゃっていただいたように、「ピースマークのカタチをした部族虫」は僕の体内にしっかりと巣食いました。部族に集った皆さんが、同じ宿主として僕を受け入れてくれたから。


「LOVE&PEACE」をファッション的なものとしか認識していなかった僕。でもあの夜、それは確かにスピリットに変わったように思います。


こんな「手柄持たぬヤツ」ですが、また必ず横須賀に、部族に帰ります。今度は「はじめまして」ではなく、「ただいま」と言って。


また大阪でも、部族の皆さんと同じパラダイスを夢に見ていたいと思います。ツチGさん、本当に「おおきに!」(大阪弁で)


| 音楽のこと | comments(2) | ブログトップ |
静かなまぼろし

大野克夫さんの幻のメロディーを聴いたら、さらに他の歌手の曲も聴き比べがしたくなりました。佐野さん、大沢さんは日々愛聴しているのですぐ手の届く場所にCDがあり、頻繁に聴いていますが、その他となると、レコードやカセットを探すのに苦労します。


で、さて何から聴こうかと考えて、ぱっと浮かんだのはユーミンの「静かなまぼろし」、井上陽水の「チャイニーズ・フード」や「背中まで45分」、それにBOROの「やさしく愛して」あたり。整理が行き届いていないため、ホコリを吸い込んで、くしゃみを連発しながら・・・。


「静かなまぼろし」はユーミンのアルバム「流線形'80」に収録されています。あれ、何で僕はこのLPを持っているんだろう…ユーミンのLPがたくさん出てきました。「彼は眠れない」を聴いたときに気づかなかったんだから、ユーミンのはじっくりは聴いていなかったと思います。1978年の11月リリースだって!ジュリーの「彼は眠れない」が1989年10月。えらく時間が開いていますねー。


「流線形'80」がリリースされた頃は、ジュリーは「LOVE(抱きしめたい)」でしたね。この年、ミュージックフェアでジュリーとユーミンが共演。デュエットしたのが「静かなまぼろし」でした。


ジュリーのバージョンとの違いは、男性と女性。なるほど、「〜時は戻ってしまうの」などの「の」を「よ」に変え、最後の1行「もう忘れて」を削除した以外、大幅に歌詞の変更はなし。それでもどちらの立場でも歌になるんですねー。ただ「小走りのシルエット」というのはやっぱり女性でないと。僕なんかは「ぬーっ」と店に入るほうなので・・・。


この曲をはじめて聴いたとき、「うわっ、修羅場やなぁ」と思いました。昔の彼女が誰かと楽しそうにメニューを選んでいる、僕のようにフラレまくりのミジメな恋愛経験ばかりだと、フラれた彼女には未練タラタラのままだし、相手の男には「メンチを切る」かもしれないなと。考え方が貧しいですよねぇ。


僕自身はそんな小洒落たお店には行かないです。そもそも長々と楽しみながらメニューを選ぶなんて、僕には考えられません。それが恥ずかしくて、この年になってもパッと目に付くものしか注文できない性格ですから。


小走りで店内に入ってきて、「うーん、何にしようか、シェフの気まぐれサラダなんていいよねクスクス」なんて、大阪人としてやってられまへん。


メニューは1品ずつ壁に貼っているような店にしか行けない僕。それもウケを狙ったような「けったい」な名前は、恥ずかしくて声に出せないのです。ノリで名づけた店員を恨めしく思うこともあります。心の中で「何が大根とジャコのパリパリサラダじゃ、大根サラダでええんじゃ!」と憤慨している僕。可愛く「パリパリ」とは口に出したくないのです。バイトの店員に「このおっさんがパリパリだって・・・」と内心笑われることが耐えられないのです。おっと話が飛んじまった。


だから、この曲は洋画のようなワンシーンを思い浮かべなければなりません。店の外の「通り」はきっとセンスのいい造りの店が並ぶ石畳の舗道。間違っても「牛丼○○円」なんていうオレンジ色ののぼりは立っていないし、店内には甘いムードのクラッシックかジャズ。決して琴の音色の「Can You Celebrate」なんか流れていない。


そして当然、美男美女。ここで偶然再会した元恋人は「I am I(俺は俺)」で別れた相手だったりするのが、一番いいかな。


などと思いながら、聴き比べてみました。ユーミン・バージョンもいいですね。




流線形’80 Music 流線形’80

アーティスト:松任谷由実販売元:EMIミュージック・ジャパン発売日:1999/02/24Amazon.co.jpで詳細を確認する


| 沢田研二さんのこと | comments(3) | ブログトップ |
Page: 1/1   

 

アンケート結果

携 帯 U R L

qrcode

ログイン

RSS