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7/12 大阪城ホール


まずはじめに西日本豪雨、
日々、ニュースをみて心を痛めております。
被害に遭われた皆さまに
お見舞いを申し上げるとともに、
早く元の生活に戻れますよう、
心から祈っております。



さて、行ってまいりました、
「70YEARS LIVE OLD GUYS ROCK」
大阪城ホール!
(以下、ネタバレを含みますのでご注意ください)


まず僕は今回のライブに際して、
前人未到の編成で行われることに対する期待と、
一抹の不安を感じていました。

このブログを古くからご存じの方はお分かりのように、
僕は柴山さんには特別な思い入れがありまして、
ジュリーと柴山さん、おふたりきりのライブということで、
ハンパじゃないワクワク感がありつつも、
ギター一本で対応できるのか、という心配もあったんです。

というのは、ジュリーの楽曲って、
どの曲も各パートの存在感がしっかりしていて、
それぞれが印象的だし、
やはりバンドのアンサンブルやグルーヴが、
ジュリーサウンドの要だと思うんです。
僕にとって、音楽の物心がついたときから、
「ジュリー=(イコール)バンド」でしたし、
自分でも弾き語りをやるのですが、
コードをジャンジャカ鳴らすだけでは、
物足りないんですよね。

昨年のライブで「ISONOMIA」を聴いたときに、
腹の底からわき上がるようなパワーを感じましたし、
「よし、大丈夫だろ」とも思っていましたが、
今年の新曲たちは別として、
「その他の選曲が大変だろうな」という、
まあ下世話な心配もしていたんです。


と・こ・ろ・が、だ。
ライブ1曲目にあれをぶっこんでくるとは、
ド肝を抜かされた。

オープニングムービーのバックの「everyday Joe」で、
「こういう路線でくるよね」
(↑本当はこれだけでも熱い記事1本書ける自信ありますが)
と思ったら、とんでもない。

バンドでもあのノリを出すのはなかなか難しいんですよ。
アレはグルーヴがないと成立しないと思っている楽曲のひとつ。
力強いベードラと、ベースが奏でる重低音なリズムの上で
跳ねるようなギターのカッティングが、
「カサブランカダンディ」だと思っていた僕は、
その瞬間、目からポロポロ大量のウロコが落ちた感じ。
もちろん、ギターのリフもインパクトのある曲なんですが、
Aメロのスッチャカ、スッチャカ弾くべきカッティングが、
シンプルなダウンストロークのみで成立しているではないか!

ジュリー伝説の新たなる幕開け!
1曲目にこの楽曲をもってきたところに、
僕はジュリーの覚悟を知りました。
ロック・ショーのはじまりだ!


次いで「彼女はデリケート」。
確かにこの曲もイントロを聴くとすぐ分かる曲だけど、
コレ、ギター1本でやるかね?(笑)
スピーディーなテンポが、
オーディエンスの不安を振るい落としていく。

そして3曲目は「お前なら」。
僕、生「お前なら」ははじめて聴きました。
70歳のジュリーがこの編成で歌うとまた、
いままでと違う印象なんですよね。

4曲目は最近のライブでけっこう定番になってる「F.A.P.P」。
オーディエンスの手拍子もいい感じで、
「おっ、いいぞ、みんなついてきてる」と思いました。

それにしても柴山さん、テレキャスターがカッコいいです。
2本のテレキャスを駆使して、
ソリッドなサウンドと甘く太い音を奏でていく。
歪み系のエフェクターは今回、OCDだけ?

で、確かレスポールに持ち替えての
(記憶違いだったらすいません)
「あなただけでいい」。
これもまたダイナミックなギタープレイが光る。
レコードで聴く「歌謡曲っぽさ」が削ぎ落されて、
むしろハードロックだ。

唯一アコギを使った「風は知らない」。
この曲って今回のセットリストの中で、
一番ジャンジャカのストローク弾きでOKな楽曲のはずなのに、
ロバート・ジュニア・ロックウッドみたいなアレンジで、
すごくカッコいい。

そして続く「雨だれの挽歌」は、
伸びのあるレスポールのメロディに、
ジュリーの歌声が気持ちよさそうで、
まさに「至福」な気分になる。

「ISONOMIA」。
前述のように、この曲がこの編成の序曲だったわけですが、
やはり力強いですね。
もはやギター1本のライブに何の不安も感じない。

「我が窮状」といえば、
泰輝さんのピアノプレイと、
バンドのコーラスが聴きどころのひとつだったけど、
これをギターでやるとは。
正直、セットリストの中で一番驚きましたが、
不思議と違和感がなかった。


そして新曲たち。
いわばこの4曲こそが今回のライブのメイン。

「屋久島MAY」の舞台照明の美しさ、
そして伸びやかで甘く太いトーンのギター。
CDでは3曲のオマケのように感じていたけど、
いやはや、この楽曲の存在感ときたら、
ホーホケキョー以上です。

「ロイヤル・ピーチ」、名曲ですね。
僕は音域といい、歌詞の内容といい、
今のジュリーのボーカルを一番堪能できる曲だと思っていますが、
直に聴いてやはり鳥肌がたちました。

「核なき世界」、カッコいい。
歌詞の内容は「怒り」なんで、
カッコいいなどといって不謹慎かもしれないけど、
体制に怒りをぶちまけるジュリーっていうのも、
よくよく考えたら、いまにはじまったことじゃない。
お忘れのファンの方も多数いらっしゃると思いますが、
ザ・タイガースの頃から、
そういう楽曲たちもありましたよね。
なによりジュリーはロック・シンガー、
スピリットは今尚健在といったところだ。

柴山さんがレスポールからテレキャスに持ち替えて、
「グショグショ ワッショイ」。
僕はこの曲の開放弦を使った
ローポジションでのギターソロがツボにハマってるんですが、
これも生で聴けて興奮しました。
テレキャスターというギターの魅力が堪能できる楽曲だと思います。

「OLD GUYS ROCK」というタイトルに偽りなし。
「余計なもの」(とまではさすがに僕は思わないけど)を
全部そぎ落としてのロック・ショー。
今回の新曲たちとライブは、ロック史に残ると思います。


さてこのロック・ショーはまだまだ続く。
「A.C.B」なんですけど、
原曲のDからCにキーを落としているんですが、
アレンジの引き出しが多い!
ギター1本でこんなにロックンロールって、
本当に底が知れないなと思います。

「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」で、
会場のボルテージも最高潮。
大阪城ホールでジュリーと一緒に歌うという歓び。

「Don't be afraid to LOVE」を聴いて、
今回のライブのセットリストが、
門出や挑戦の意味をもつものではないかと覚った僕。
この曲もどちらかといえば、
いままでキーボードメインの曲だったけど、
こうしてギター1本で聴くと、
また新たな印象がうまれました。


アンコールになって、
あのお姿で登場されたときは、
「揺るぎない優しさ」かと思ったんですが、
「ROCK'N ROLL MARCH」。
この曲もジュリーズ・ロックのスタンダードだけど、
まさかギター1本で?
柴山さんはカッコいいストラップのついた
ゴールドトップのレスポールで、パワフルなギタープレイ。
力強くステージを練り歩き、
拳を振り上げ、
シャウトする古稀をむかえたシンガー。
だだっ広いステージにふたりきり。
つくづく、こんなライブ、見たことない。
そしてたぶん人に話しても信じないだろう。

ラストは「ヤマトより愛をこめて」。
柴山さんのギターアレンジは美しいです。

とにかく目くるめく、
あっという間のライブでした。
最後に堯之さんがジュリーについて歌った「Jast a man」が流れ、
心地いい余韻にひたりながら帰途につきました。


本当にこれでネット上で四の五のいう人がいるのが信じられない。
スマホやSNSの普及の弊害でしょうが、
訳知り顔で好き勝手いう人の噂も耳にするけど、
マトモな人は、だ〜れもキミの意見なんて相手にしないから。
ジュリーを利用して異性との出会いを求めるオッサン。
少なくとも、僕や僕の同志たちは
そんなオッサンやひっかかるおばちゃんを、
「お気の毒(笑)」に思ってるだけだ。

あと昨日、30列63番、64番に座ってたオバハン2人組、
演奏中、ロクに音楽を聴きもせず大声でペチャクチャ喋り続けて、
曲が終わったら「ジュリー!」って気持ち悪い声で叫びやがって、
周囲の人たちが迷惑そうに睨んでもおかまいなしだったので、
ガマンの限界にきた20代のうちの息子に注意されていましたが、
こちらも「お気の毒(笑)」に思う。

古稀を過ぎてもまだまだ伝説をつくる人がいるというのに、
若者に白い目でみられる憐れでミジメな人もいる。
とかく人の世は諸行無常ナリ。

オーディエンスもいい感じで年齢を重ねないとね。
人生の晩年に差し掛かって、
人に嫌われるってどうなのよ?
素晴らしいファン、妙齢のご婦人も多いから、
余計に目障りで困ります。

 

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