プロフィール

お気に入りサイト

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

バックナンバー

アメリカン・バラエティ

ディスコ。
70年代の情熱と官能の坩堝。
ナウなヤングが夜ごとにフィーバー、
それはまるで時代の発情期だ。
とはいえ、その頃の僕にとっての「フィーバー」といえば、
「熱中時代」の主題歌を口ずさむ程度だった。

高校になってミナミの「バンブーハウス」には何度か行きましたけどね、
「フラッシュダンス」や「フットルース」以降じゃ、
アフロでファンキーなノリは体感できないし、
その後のユーロビートは趣味じゃない。
バブルに浮かれていた世代なんて僕は大嫌いだし、
扇子を振って踊る姿なんてむしろ「お気の毒さま」だ。

近頃、僕はCHICのコピーバンドに参加しており、
ナイル・ロジャースのギターをせっせと練習しているのですが、
ある種、修行を思わせるカッティングギターと、
ジャージーなコードのセンスに、ただただ脱帽の日々。

勉強熱心な僕は、CHICのみならず70年代のディスコサウンドなんかも、
聴きたくなるわけなんですが、
あらためて聴くとやっぱりすごいですよね!
もうカラダが自然にもっていかれるというか、
ステレオのボリュームもついつい上げたくなります。

当時のロックはどうだったかといえば、
ストーンズもロッドも、あるいはキッス、はたまたクイーンまで、
やはりそんなディスコサウンドに傾倒してました。
当時の彼らはニューヨークのノリなんですよね。

つまり「ロック→ニューヨーク→ディスコ」という、
安直な僕の連想があるわけです。
そしてそれを日本の音楽シーンにも当てはめてみると、
ヒット曲は見事にそんな感じなんですね。

さて前置きが長くなってしまいましたが、
じゃあ「ジュリーとディスコ」についても考えてみたくなります。
ドンズバな作品としてはやはり78年の
「LOVE〜愛とは不幸をおそれないこと〜」収録の
「アメリカン・バラエティ」が挙げられます。


この作品、実は我が家で再生する頻度が比較的少ないんですよ。
僕のイメージでは「演歌」ですからね。
「♪一人酒、手酌酒〜」という気分に浸りたいときに聴く用みたいな。
ただ、自分よりデカい男がこたつでゴロリと寝転んで、
嫁がうとうと居眠りしている平和な我が家のリビングでは、
なかなかそんなシチュエーションにはなれなくて・・・。

さてこのアルバム、
「思いきり気障な人生」
「今度は、華麗な宴にどうぞ。」
ときてトドメの一撃。
叙情的かつハードボイルドな阿久ワールド全開。

若い頃は「オイラまだ子供だから分からないや」と思ってて、
気がつけばもうこんな年齢になってしまいました。
この3作品の歌詞の世界観に馴染めない自分の未熟さが恥ずかしい。
(といいつつ、ジュリーの声やサウンドは楽しんでいるんですよ)

で、「LOVE〜愛とは不幸をおそれないこと〜」には、
ノリのいいロックチューンが少ないなぁ、さびしいなぁと思っていたら、
いやいやどうして、「TWO」はダイナミックだし、
「アメリカン・バラエティ」なんてまさにフィーバー、
矢島賢さんのギターがロックしてます。この人はすごいギタリストだ!

「アメリカン・バラエティ」のまったく意味のない歌詞。
これぞ僕のイメージする「ロック→ニューヨーク→ディスコ」だ。
ディスコミュージックの歌詞に意味なんていらん。
「勝手にしやがれ」の英語版も、歌詞なんて関係ない!
おもろければOK!関西人はニューヨーカーか?

でもね、ホントそうなんですよ。
CHICのヒット曲の数々だって、
ロッドの「アイム・セクシー」やストーンズの「ミス・ユー」だって、
そんなたいしたことは歌っていません。
クイーンの「地獄に道づれ」はちょっと物騒な歌詞ですけど。

そんな「アメリカン・バラエティ」の歌詞に出てくる、
自由の女神、ミッキーマウス、ポパイ、スーパーマン・・・。
きっと阿久さんはじめ、日本人があこがれていたアメリカのイメージなんでしょうね。
自由の女神がディスコでフィーバー(笑)
僕は1989年の映画「ゴーストバスターズ2」を思い出してしまう。
「Higher and higher」でノリノリ。


ということで、師走にむけて、
「アメリカン・バラエティ」のゴキゲンモードで風邪予防!

 

| 沢田研二さんのこと | comments(8) | ブログトップ |
改めて聞いてみました。 ああ、真面目で真摯な沢田青年の伸びやかな張りのある歌声ですね。
よく知っている二曲以外はどれも同じに聞こえ、あ、「青葉城恋歌」を思わせる歌いだしのが1つあり、で、しかしブンブン飛ばし飛ばしあっという間に10曲。
じっくりしみじみ聞けなかったのは、日本酒が無かったからでしょうかね?

…きっとそうですよねぇ…
Posted by: Mariko.K |at: 2017/12/07 12:13 AM
Mariko.Kさん、きっとそうです!
お酒が心底美味しいなと思えるまで、人生をこねくり回されないと、きっとこのアルバムの良さは分からないのだろうと思います。
「LOVE〜抱きしめたい」の歌詞だって、さりげなく口ずさんだりしがちですが、世界観はかなりキツいですよ。
「ジュリー供廚隼たようなシチュエーションですが、「LOVE〜」のほうは救いようがありませんもの(笑)血のにじんだ包帯が、悲しみを通り越してますもの!
これを歌いあげた当時の若きジュリーには脱帽です。鳥肌モノですね!
Posted by: yasutomi yoshimoto |at: 2017/12/07 2:07 AM
70年代のアルバムは本当に疎いです。
あまり聞いていなかった事を気付かされまして、日本酒というよりは炬燵にミカンが合うかな?みたいに思えるものもあり?(そんなん無いわ、言われますかね)
聞き直しです。50周年終わってしまう前におさらいです。ジュリーは自分の作る曲は高音を駆使した歌い上げるのが多くあると言っていませんでしたか?
チャコールグレイのアルバムはどうですか?

わたしは70年代ではこれがお気に入りです。
日本酒がなくても充分楽しめる楽曲たちでは?
この程度の暗さと重さならば、歌い手の音色と歌唱力が負ける事も無いですよね。
流血の必要などない等身大のジュリーが大変爽やか。
Posted by: Mariko.K |at: 2017/12/08 5:01 PM
「チャコールグレイの肖像」、もちろん大好きですよ!
ロックしてる「Jewel Julie」も捨てがたいし、
楽しげなレコーディング風景が浮かんでくるような「今 僕は倖せです」も大好きなアルバムです。あの素朴な感じがたまりません。
Posted by: yasutomi yoshimoto |at: 2017/12/08 6:36 PM
チャコールグレイまでは(笑い)心穏やかに聞けるのですよね。白面で。
80年代は激しく脱皮したかのようなジュリー、楽曲って本当に重要だと感じます。
Posted by: Mariko.K |at: 2017/12/09 12:53 AM
やはり佐野さんや銀次さん、大沢さん、白井さんたち、そしてEXOTICSの面々の影響が強いと思います。

多少悪い言い方をしますが、お金儲けのためにロックを聴いていたお偉いレコード会社のおじさんたちではなく、純粋にロックを聴いて育った皆さん(いわば同志)が音楽業界で活躍するようになり、ご本人+加瀬さんのロック愛と、負けず嫌いがパワーアップしたのだと思うんですよね。
Posted by: yasutomi yoshimotoy |at: 2017/12/09 1:45 AM
ああ、そう言う事ですね。
必ずしも楽曲で決まる訳ではないですね。 音作りに携わる人たちのセンスやそれを表現したいとの意欲、新しい事やそれが産み出す結果も怖れない気骨、そんなエネルギーが、聞く人の心を揺り動かす物となるのかもですね。(理屈くさ、ごめんなさい(>_<)
Posted by: Mariko.K |at: 2017/12/09 10:06 AM
佐野さん、アンジェリーナの前にもデビューの話があったそうなんですが、レコード会社に打ち合わせに行ったら、「この部分はビートルズでいこう」とか、おっさんたちが適当にレコードを完成させようとしているのを聞いて、馬鹿らしくなって、そのまま帰ってしまったらしいです。
あるいはスタジオミュージシャンの矢島賢さん(ギタリスト)なんか、誰の曲だかどんな歌詞なのかすら分からないままギターだけレコーディングさせられてたとか。
僕にとって80年代のジュリーは、当時のパワフルな「次世代たち」が「あの沢田研二」に何を歌わせるか、そしてジュリーは彼らの認識を凌駕するパフォーマンスで応えていた、それを加瀬さんや木崎さんという素敵な大人が支援していたというイメージです。
Posted by: yasutomi yoshimoto |at: 2017/12/09 11:44 AM









 
楽天でのお買い物、商品検索はコチラから

掲示板

アンケート結果

携 帯 U R L

qrcode

ログイン

RSS