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無駄な音なんかないんだよ

音楽を聴き始めた頃、ドーナツ盤は5〜600円くらいだった。確か中学の時分に700円になったと記憶している。子供にとってはえらく大金だった。何しろ僕の最初のお小遣いは1日50円。レコードはその10倍以上なんだから、そりゃあ貴重なものだった。

 

なので一枚のドーナツ盤を買うと、元を取るべく、繰り返し何度も聴いた。ジャケットとその裏の歌詞を穴が空くほど眺め、歌メロを覚え、それだけでは飽き足らず、バックの演奏もじっくり聴いて、スピーカーから流れてくるものすべてを覚えた。楽器には詳しくなかったので、その音をどんな楽器が鳴らしているのか分からないまま、アンサンブルの旋律を楽しんだ。

 

きっかけはたぶんゴダイゴの「モンキーマジック」。歌詞を見ても横文字なんてチンプンカンプンだったから、サビ以外はタケカワさんと一緒に歌えない。なので歌メロと伴奏をひとつのものとして捉えるしかなく、ファンキーなビートとベースライン、カッティングギターの中で、ミッキー吉野さんのキーボードが縦横無尽に動き回っていて、まるで石からサルが生まれて、さまざまな術を身につけ、最後は筋斗雲に乗って飛び去ってゆくさまを感じ取り、音楽って凄いんだなと感じた。

 

「銀河鉄道999」でも、ゴダイゴの演奏は、発車していく車両、車輪の力強さや遮断機が降りた線路を疾走していくイメージを抱かせてくれた。僕は次第にそんなプログレッシヴロックな聴き方を楽しむようになった。


またYMOの登場も大きくて、「なんでこの音のチョイスでこんなフレーズ?」という課題をもって音楽を聴く習慣がつくと、僕が出会って気にいるすべての音楽には、無駄な音がないことに気づいた。

 

それが思春期を迎えて、いろいろと異性にムフフでアハーンな興味を抱いたとき、僕の琴線に触れるサウンドは「エロ」だということに行き着いてしまう。

 

僕の場合、やはりエレキギターの音色にいちばん興味を持つんだけど、フィードバックとかチョーキングとかプリングとかピックスクラッチとか、さまざまなギタープレイの技法がまるで、Hモードな女性の官能ヴォイスに聴こえるという変な病(笑)でも、それはある意味正解だ。


マディ•ウォーターズのスライドギターも、ジミヘンのイカれたギターソロも、マイケル•シェンカーやゲイリー•ムーアの泣きのギターも、ランディ•ローズやエディ•ヴァン•ヘイレンのトリッキーなプレイも、とんでもなく官能的だ。

 

そんな風に音楽を聴いていると、重箱の隅を突くように「この曲は洋楽のこの部分をパクっている」という粗探しに執着しすぎる解説はつまらない。「時系列」が無視されていることも多いし、やはり実体験に基づいていない人はその手のミスをよくやらかす(笑)

 

それよりも、楽曲のすべての音に包まれ、演者が何をイメージしながら弾いているのか、想像を膨らまして聴く方が愉しくて健全。プロのミュージシャンの表現力をリスペクトしながら。


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ブロガーのスタンス

最近になって、動画などで音楽について語っている人たちと、自分の音楽ブロガーとしてのスタンスが全然違うことにようやく気がついた。洋楽系に多いんだけど、学術的に体系化したり端的な解説をされると、歴史の年表を覚えさせられているみたいで、どうも興醒めしてしまう。

 

僕の場合はブログなので、「これを聴いたとき自分はどんな場面にいて、どんな衝撃を受けた」と実体験を語るほうが面白いと信じて疑わない。それを上手く表現できればと、低い知能、拙い文才、少ないボキャブラリーを駆使していつも四苦八苦&空回りしているんですがね、この「ジュリーな毎日」は(笑)


カッコよくいえば、いわゆる5W1Hの思考整理に基づいて記事が書ければ理想的なんだけど、頭が良くないうえに人間性がアホアホだからなぁ、僕は。

 

でも生意気を云わせてもらえば、自分の人生をしっかり生きて、その中で魂を揺さぶられないと、音楽は自分の一部にならない。自分の「場面」がその音楽に彩られることがいちばんの値打ちだと思うんです。

 

音楽を聴いていて、無性にボリュームを上げたくなったときの感性こそが大切。ロックとは本来そういうものなんです。歳を重ねれば人間は丸くなるものですが、どこか尖ってないと簡単には引っ掛かってくれなくなり、リマスター盤の音質とか75歳の老化現象ばかり気にするようなクソくだらない聴き方しかできなくなる。


つまり反骨精神、反体制のスピリットはいつまでも大事だということ。オマケに貧乏と不満と不安と理不尽が常に傍にいて、「悠々自適」には程遠い暮らしの中で、我が家のステレオのスピーカーはいつもフル稼働。もしも何かの手違いで「悠々自適な暮らし」が訪れたときには「ジュリーな毎日」などやめて、「お経」のカセットもしくは「幸せなら手を叩こう」だけを聴きます。•••それは逆に地獄やん。

 

また「怒り」だけじゃなく、「missing」あるいは「loosing」というのかな、そういう感情も音楽のボリュームを上げさせる。キャラ的に違うのでそっち系の記事を書く予定はないけど。

 

世間一般ではよく「思い出の名曲」なんてカテゴライズされるけど、いまをしっかり生きている人にとっては、音楽に古いも新しいもないのです。昭和何年の曲であろうが、現在進行形で魂を揺さぶる曲がベストなんだと思うし、そんな音楽に出会えば、誰しも叫んだり語りたくもなる。現にいまザ•タイガースを聴いて「うおー」と興奮している若者が僕の身近にいるし。あとは若者本人がしっかり「自分」を生きてくれれば。

 

と、こうやってあらためて自分のスタンスを記しておけば、今後の記事の更新も容易になるはず。同じ曲についての記事だって、僕が聴き続ける限り、現在進行形で新たに幾つでも書き続けることができるからね。つまりネタ切れは絶対にないということ。問題は僕の根気と集中力と文才だけです。

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We Are The Worldのメイキング

先日、YouTubeでUSA for Africaの「ウィー•アー•ザ•ワールド」、ミュージックビデオのメイキング番組を観た。

1985年、リアルタイムで何度も観た映像。そしてライブエイドの興奮と感動。大好きなアーティストが一同に集まって、まるでお正月の東西かくし芸大会のようなスペシャルな気分を味わい、「音楽聴き」の幅が広がった。

友人たちと「ウィー•アー•ザ•ワールド」のモノマネで盛り上がり、特にブルース•スプリングスティーンとスティービー•ワンダーの掛け合いに特化したヤツが多かった。僕はウイリー•ネルソンのパートを真似しながら、ライオネル•リッチーのように親指を立てる、という難解なネタで友人たちを困惑させたっけ。

「ウィー•アー•ザ•ワールド」を聴くと、高校2年の記憶が鮮明によみがえる。友人との会話とか、風景とか、匂いたちが脳裏をよぎる。やはりリアルタイムというのは、そういう強みがある。

この「ウィー•アー•ザ•ワールド」のメイキング動画を一緒に見ていた息子も、幼い頃からの僕の英才教育のおかげで、ほとんどの演者やその楽曲を知っている。その中で、もしも仮に何かの間違いで、自分がコーラス要員としてその現場に居合わせてしまったら、誰の隣に立てばいいだろうかという議論になった。

あれだけの名だたるアーティストの中で、誰となら一番フレンドリーに接してもらえるか、親子で愚にもつかない無意非生産的な心配をしてみたのだ。

個人的にはレイ•チャールズやボブ•ディランという神様級とお近づきになりたいけど、そんなもん絶対怖い人に決まっている。マイケル•ジャクソンなんか雲の上の人だしこのプロジェクトの中心人物だから、たぶんそんなに構ってもらえない。

「やあ、ボス!あなたのレコードは全部持ってますよ」とブルース•スプリングスティーンに話しかけても、後が続かないかもしれない•••。

スティーブ•ペリーに「ジャーニーの楽曲はどれも素晴らしいけど、セパレートウェイズのミュージックビデオだけはどうもいただけない、見ているこっちが赤面してしまう」とイチャモンをつけにいくのもさすがにあの場では空気の読めない行為だし。

と、いうことで我が家では「絶対いい人」に違いないダン•エイクロイドの隣が理想的だということに決定した。ブルース•ブラザーズのLPも全部持ってるし、代表作と呼ばれる映画はすべて観ているし、やはりSNLやジョン•ベルーシのことなどもいろいろ教えてもらいたい。

まあ、こっそりダイアナ•ロスの隣に忍んでニコニコしておき、流れで仲良くしてもらっていると、みんなと親しくなれるかも、という計算高い案も出た。彼女も絶対にいい人に違いないから。

というか、そんな浮ついた気持ちでチャリティに参加していると、クインシーやボブに叱られるでしょうが、やはり音楽好きの夢、あのメンバーだと仕方がないと思います。

皆さんも「いやいや、自分はこの人の隣がいい」という意見があれば、ぜひ教えてください。

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三浦徳子さん

作詞家の三浦徳子さんの訃報にショックを受けています。

数々の楽曲でジュリーの世界を描いてくれました。大好きな曲ばかりです。歌うのがジュリーでなければ成立しない、女々しくて情けなくて格好のつかないものたち。僕はその確信的なロマンチシズムに強く刺激され、マニアックなジュリーファンへと目覚めていったのです。

僕が三浦徳子さんの歌詞と出会ったのが43年前になります。作品たちはいまもまったく色褪せることなく、芳醇に僕を酔わせ続けてくれます。本当に感謝しかありません。

三浦徳子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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未来のサムライ

「ジュリーな毎日」ナンバリングが999の記事です。

18歳の頃、バイト先の引越しセンター下請け会社に「ジョバンニ先輩」と呼ばれる正社員がいた。とはいってもイタリア系の人ではなく、生粋の日本人だ。確か年齢は僕よりひとまわり以上つまりアラサーだったけど、正社員のくせに体力がなく、いつも作業序盤でバテてしまうところから、「ジョバンニ」と命名されたらしく、僕たちバイトにまで「ジョバンニ先輩」と呼ばれていた。

バイトの給料は日当で貰うので、宵越しの金は持たないとばかりに、仕事で一体感を味わった仲間たちと飲みに行って、「一気!一気!」と連日はしゃいではお金を使い切っていた僕だったのだが、ジョバンニ先輩が「生涯の友達でもない奴らと勢いに任せてムダな金の使い方はするな」と注意してくれて、代わりに個人的によく奢ってくれた。

とはいっても、ジョバンニ先輩の行きつけは、お婆ちゃんがカウンターでひとり切盛りしているような小さなおでん屋で、おでん一皿と漬け物とコップ酒みたいな、バブル期とは思えないようなささやかな酒宴だったけど。

僕がジョバンニ先輩に気に入られた理由は、やはり音楽の話で気が合ったからだ。ジョバンニ先輩はサム•クックやオーティス•レディングなどのソウルミュージックが大好きで、いわゆる「泣けるボーカル」がツボだった。

僕らが共有していた「泣けるボーカル」の基準は、単に歌の上手い下手ではなく、スピーカーから息が漏れてきそうな肉迫する「熱さ」。夜中にひとりで聴いていて、切なさとか儚さとか、感極まって自然に涙がポロポロ溢れてくるような、直感的な好みの話なんだけど。

アラサーと18歳がおでん屋のカウンターで酒を酌み交わし、酔いがすすむと「あの曲は泣ける」なんて話で盛り上がるなど、まもなく55歳になろうとしている僕からしたら「若造どもがチャンチャラおかしい」のだけど、そんなジョバンニ先輩との会話の中で、いまも忘れられないものがある。

僕はソウルもブルースもロックも大好きなんだけど、この世で一番愛しているシンガーは沢田研二なんですとジョバンニ先輩に正直に告白したことがある。毎回奢ってもらっている立場上、適当に話を合わせているのではないことをハッキリさせておきたくて、酒の酔いにまかせて、僕の感じているジュリーのボーカルの魅力について、懸命に語ってみたのだ。

ふだん邦楽を聴かないジョバンニ先輩も、うんうんと黙って話を聞いてくれた。そして僕がひとしきり熱弁を振るい終わると、ジョバンニ先輩は静かにこう言った。

「オレはジュリーの曲やったらサムライが一番好きやけど、オレはジュリーがもっと渋い年寄りになってから歌うサムライを聴いてみたいなぁ。歌詞に深みが増してると思うし•••もちろんオレらも一所懸命生きて働いて平等に歳取って•••ずっと未来にそんないぶし銀のサムライを聴いたら、オレ、たぶん泣いてまうわ」

やがて鍼灸学生の進路に関するくだらない理由で、致し方なく引越しセンターのバイトを辞めなければならなくなった。ジョバンニ先輩とはそれ以降、会っていないし、やがてその会社もなくなっていた。

先日のフェスティバルホールのバルコニー席でジョバンニ先輩のことをふと思い出してしまった。3階バルコニー席から見下ろす大勢の観客の中に、70歳手前のジョバンニ先輩がいたら、おでん一皿と漬け物とコップ酒で、一緒に泣けるのになぁ。いま、どうしているんだろう。
 

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お盆とプロフェット5

毎年、お盆のたびに思うことがある。いくらベンツだ、レクサスだと気取ってみたところで、最終的な乗り物は足をつけたナスビやキュウリ。アレには乗りたくないなぁ。

今回は「JULIE SONG CALENDAR」収録の、あの曲について語ってみたいと思います。本来ならば8月ということで、原由子さん作詞による「Sweet Surrender」について語るべきなんですが、「お盆」なもので、2曲目の「ボンヴォワヤージュ」について。

僕はこの曲も隠れた名曲のひとつだと思っています。ジュリーのボーカルはもちろんですが、サウンドに艶があるというか、キレっきれの裏打ちカッティングとパーカッシブなミュートギターのアンサンブル、ドラムの気持ちよさ、「いかにもEXOTICS」なピアノ、堪りません。

また今回特筆したいのは、今年の2月にご逝去された岡田徹さんの「プロフェット5」という名機アナログシンセサイザーのプレイ。

プロフェット5は、当時、最も最新かつ高価な機材だったけど、気温や湿度などの環境変化に敏感な分、メンテナンスが大変で、まもなくコンディションの安定したデジタルシンセサイザーが登場して需要が減ってしまった名機。

ところが独特の音の温かみや味わいが人気で、いまも愛用しているプレイヤーは多いとのこと。あまり詳しくない僕にはどうも「シンセサイザー=無機質」という先入観があったのですが、YouTubeなんかの試奏動画などで聴き比べてみると、確かに80年代にYMOやホッピー神山さんなどのプレイで聴き慣れたサウンド、いい音してます。

最新のプロフェット5は1978〜1984年に発売されたREV1〜REV3までのサウンドを完璧に再現していて、弾けもしないのに「いいなぁ、欲しいなぁ」と思ってしまいました。

でもまあ、こうやってジュリーの音源を年代順に聴いたりすると、その当時最新だった機材とか、「いやいやこれはまだ発売されてなかったヤツやん!」みたいなものがあったり、革新的な挑戦がたくさん見受けられて、とても興味深いです。

とはいえ、しがない一般ピーポーな僕ごとき、マニアックな知識や見識なんて、タガンログ湾の水深並に浅く、これからの「伸びしろ」ということでどんどん深めていきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

まあ音楽なんて、聴いてて気持ちよけりゃそれでOKなんですけどね。

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月の刃 PANTAさんの訃報

PANTAさんの訃報を知り、ひどくショックを受けています。

僕が「頭脳警察」を聴いたのは、リリースから何年も経った1980年代の中頃。

世の中の体制に対する不満を歌った音楽に興味を持った頃、行きつけのレコード店の店長に貸してもらったか、店内で聴かせてもらったかの記憶は定かではないけど、レコードに針を落とした途端に飛び出してきたギターのカッティングがカッコよくて、またパワフルなボーカルと歌詞が刺さったんですよね。「頭脳警察セカンド」の「銃をとれ」でした。

過激なパフォーマンスの話とか、いろいろ聞かせてもらって、もう「盗んだバイクで走り出す」とか「咥えタバコのセブンティーンズマップ」とか「信じられぬ大人との争い」なんてただの幼稚なファッションのような気がして、気がつけば資本論とか岩波文庫に手を伸ばすようになってました(笑)若い頃の僕は極端だったからね、

ただソロのPANTAさんのROCKは、シンプルにカッコよくて、あっち系の思想は面倒くさくて、すぐにどうでも良くなってしまった。それよりも「マラッカ」とか「16人格」など耳にするアルバムの楽曲が凄すぎて、一時期は中毒のようにPANTAさんのレコードを聴き漁りました。純粋にカッコいいですもん、ロッカーとして。

銀河の果てに 何を信じ
何を 求めてるんだろう
おまえの月の刃になら
この胸を突き刺されてもいい

こんな歌詞、そしてメロディが書ける人が、天に召されてしまった損失。だけどPANTAさんの作った音楽は、これからも僕の心を突き刺し続けるでしょう。

心からのご冥福を祈りながら、
本当に感謝しかありません。
 

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サントラレコードライブ

昨日はサントラレコードライブにお越しくださり、ありがとうございました。

 

外道のK氏がかつてPYGとライブで共演したときの裏話など、貴重なところも語ってもらえたし、なかなかにマニア心をくすぐられる内容でした。

 

人見氏と志田氏がそれぞれ持参したレコードを掛け合い、その曲についてのエピソードを語るという内容で、両名の音楽や映画の知識またそのバックヤード等には関心しきり。第一部、第二部ともにあっという間に時間が経ちました。

 

湘南ビーチFMの熱心なリスナーの方々も福井、愛知、三重から遠路遥々やって来られたりして、ライブ後も楽しい時間を過ごせました。

 

今回は前日になって河内長野から天神橋筋六丁目へと急な会場変更もあり、てんてこ舞いの展開で、何名かの皆さまにはご迷惑をおかけしましたが、次回は会場選びの初期段階から、僕も企画に参加させていただきたいと思います。


いや〜音楽って素晴らしいですね。

MORE GOOD MUSIC!


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6/17 緊急連絡(会場変更)

明日、河内長野で開催予定のサントラレコードライブですが、お店のオーナーさんのほうに急なご不幸があり、会場が使用できなくなってしまいました。


会場は大阪市の天六にある古民家カフェ「うずめ」に変更となりました。


大阪市浮田町1-5-24

http://www.uzume-sun.com/

TEL: 090 5889 2528

Mail: chance@uzume-sun.com


地下鉄堺筋線「天神橋筋六丁目」下車

徒歩3〜4分です。

地図はこちら↓

http://www.uzume-sun.com/contact.html


突然、河内長野とは他府県並みにかけ離れた場所での開催となり、僕自身も戸惑っております。参加予定ならびにご検討中の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。



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6/17 いよいよです

皆さま、先日のBSの特番はご覧になられましたでしょうか。こんなにテレビで長時間ジュリーを観ることができて、大変満足したと同時に、リアルタイムでテレビにかじりついていた当時の自分とか、その頃のさまざまな風景までよみがえってきて、僕は感無量でした。

 

さて、かねてよりご案内の人見欣幸氏と志田一穂氏のサントラレコードバトル「GO WEST!」が、今週末に迫ってまいりました。河内長野の古民家カフェへのへので、第一部は12時から、第二部は14時30分からです。

 

場所は河内長野駅の地味なほうの出口(イズミヤがある方)から310号線に出て一本道。僕が中学時代にいろいろ悪さをしていた長野公園を通り過ぎて、河合寺のあたりです。バス停があります。道中、別な古民家カフェもありますが、それの先にあります。


またバス停でバス待ちをしている方々のイデタチを見て、「自分はこんな軽装できてもよかったのか?」と驚かないでください。あの人たちは登山客です。

 

人見欣幸のお宅は横須賀の海辺ですが、僕の育った河内長野はほぼ山(笑)、対照的にもほどがありますが、あまり住宅事情を気にせずに、大音量でラジオやレコードを聴けた環境という点では一致しているかも。


パワースポットである金剛山、河合寺や観心寺からのエネルギーと、周囲の大自然が育むおいしい空気。さらに古民家カフェへのへののオーガニックな食事、そして何より「いい音」で聴く極上のサウンドトラックたち•••。ちなみに、すぐ近くにに内田裕也さんの母校もあります。


6月25日のさいたまスーパーアリーナに向けて英気を養うのに、最高のロケーション&シチュエーションだと思います。


人見欣幸氏の音楽の知識は、レアなレコードの所有量と同じく、ハンパないです。レコードコレクターズという雑誌によく記事を書いていますが、豊富なデータだけでなく、アーティストの内面まで鋭く深く掘り下げていたり、その熱量には頭が下がります。


特にCHICというバンドおよびナイル•ロジャースの研究については、第一人者といっても過言ではなく、CHICのメンバー達からの信頼も厚い。そのおかげもあり、CHICが大阪に来たときには、僕もホテルまでメンバーの施術に携われているほどです。

 

人見欣幸氏とは、ジュリーファン、柴山さんファンとして出会いましたが、音楽の好みや特撮(特にウルトラセブンと仮面ライダー)など、マニアックな話で盛り上がり、お互いに初対面のような気がしませんでした。CHIC、ザ•フーのライブにも連れて行ってくれたし、また音楽紹介業として体験した貴重な話もたくさん聞かせてくれます。何しろご自分のラジオ番組にゲストとして柴山さんを招かれたくらいですから。


今回は直帰のようですが、大阪に来るたび、うちに泊まってくれる。2009年に僕が開催した「ジュリーなパーティー」では「ジュリーの楽曲と洋楽との関係性」についてのトークライブをやってくれたし、翌年の別人バンドのライブにはサプライズで来てくれました。

 

出会った頃はモッズ系のファッションだったけど、ここ近年は作務衣で通しているようで、悟りを開いた宗教家のようにもみえて、そのうち空中浮揚くらい簡単にやってしまうのではないかと友として心配だけど、「シン•仮面ライダー」を何度も見に行き、ライダーカードで童心に返るトレビアンなおっさんなので、大丈夫だと思います。

 

ご本人は、笑いの聖地大阪で「爆笑トーク」と自らハードルを上げてしまったようですが、その辺はどうか甘めでお願いします。僕は根がドSなので、「大勢の前でスベれば面白いのに」と意地悪いことを願ったりしていますが、でも、やっぱり盛り上がりたいよね。

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