芸歴45周年、
ムーンライダーズ加入40周年の白井良明さん。
ダブル・アニバーサリー・イヤー第一弾、
4/22に数量限定アナログレコードリリース。
プレイヤーのない方も安心のCDつきです。
オータ・コージさんと
柏倉隆史さんのツインドラム、
ベース、雲丹亀卓人さん、
パーカッション、後藤まさるさんによる、
グルーヴ感がみっちりのインストナンバー。
B面もお値打ち!
僕たちジュリーファンにとって
お馴染みのギターの音。
オータ・コージさんは、
新曲「揺るぎない優しさ」にも参加されています。
あまり存じなかった方ですが、
「英国ロック好き」のツボはバッチリですからね。
今後もチェックしたいドラマーです。
さて、この「Of 8 Minutes 7」、
ギターサウンドを愛する者として、
やはり耳を奪われますね。
聴いてて気持ちいいし、「おおっ〜」と唸ります。
ご興味のある方はぜひ!
おっと、アマゾンではすでに在庫切れ!
白井良明さんのダブル・アニバーサリー・イヤーからも
目が離せないです。あ、耳を離せないか。
僕のささやかな趣味のひとつに
「ドーナツ盤収集」があります。
中古レコード店や、ときにはヤフオクで、
「昭和」や「ビザールな流行歌」をコンセプトに、
珍しいものを探す日々を過ごしています。
しかもプレミアがつくような高価なものではなく、
どちらかといえば、二束三文で叩き売られているようなものに、
愛着を感じています。
最近の僕のヒットはコレ
1977年11月に発売された平野雅昭の
演歌チャンチャカチャン。
こいつはぶっ飛んだ。
ウィキペディアによるとオリコンチャートの最高順位は3位。
77〜78年の音楽業界といえば、
まさにジュリーが「勝手にしやがれ」を筆頭に
ヒットを飛ばしまくっていた頃。
百恵ちゃん、ピンクレディーも大活躍、
サザンやツイストも出てきて、
なんかすごいことになってた頃に、
この「演歌チャンチャカチャン」はオリコン年間TOP50でも、
堂々の28位。
「LOVE(抱きしめたい)」が36位、
「ヤマトより愛をこめて」が46位ですからね。
ネットで調べたところによると、
この平野雅昭氏、開業していたスナックの苦境を脱するための、
一発逆転を狙ってのリリースだそうで、それが42万枚のヒット。
すごいな、これは。
ただ結果として、皮肉なことに
このヒットのために店は閉店になったそうです。
その後の人生もなかなか波乱万丈。
真夜中のドサ周りエンターティナー平野雅昭、
僕のツボにハマってしまいました。
イヤなニュースが続く毎日ですが、
僕はこれ聴いて元気でました。
皆さまもよければ一緒に笑いましょう。
昨年の誕生日をむかえたときから、
45歳を記念して、45回転盤をざくざく聴く、
「ザ・45回転イヤー」を過ごしてまいりました。
EP盤、シングルレコード、ドーナツ盤・・・。
多くの皆さんもそうであるように、
僕の「音楽聴き」の原点であります。
ドーナツ盤は昭和音楽の象徴。
LPはアルバムコンセプトとか、
大作ということで、聴く側にも気負いがあるんですけど、
シングルは敷居が低い印象があります、
大衆音楽、歌謡曲、流行歌、庶民の応援歌、
それだけに、純粋にワクワクします。
当時、そうしていたように、
ドーナツ盤をコロムビアのポータブルプレイヤーに載せる。
そうそう、ジュリーのレコードと出会ったのは、
小学生の頃だったよね。
何回も何回も繰り返し聴いてたっけ。
ジャケットを眺め、歌詞カードを見ながら歌を聴き、
一緒に口ずさんだり、
子供のことなので、33回転に切り替えてふざけたりもした。
ひとしきり聴いたら、B面に裏返す。
ジュリーのレコードは、B面も外れナシだ。
おこづかいの乏しい子供の頃だから、
元を取る以上に聴いた。
いつの間にか、歌の歌詞は当然、
さらにギターやベース、ドラムなど、
バックのパートまで、
口で真似ることができるくらい聴き込んでいた。
それで自分もギターが弾けるようになりたいって、
親に頼み込んでギター教室に通わせてもらうようになったんだ。
クラシックギター教室だったので、
僕の目論見は空振りしてしまったんだけど。
ポータブルプレイヤーのチープなスピーカーから流れる音と、
レコード針の摩擦から発生する小さな音が、ユニゾンで聞こえる。
普段、デジタルリマスターされたCDで聴いている曲が、
ドーナツ盤だと切ないくらいノスタルジックで、
あらためてジュリーと出会った当時の僕が誇らしい。
ますます「音楽聴き」が楽しくなった。
「ザ・45回転イヤー」は46歳になっても地道に継続だな。
46歳からは壮大なプランもあるんだけど、
それはあらためて。
リアルタイムで買ったレコードも、
中古レコード店で探し回ったレコードも、
ジュリーのドーナツ盤は僕の宝物。
5月はブログの更新ができませんでした。
いろいろと身の回りがゴチャゴチャしていて、
プンスカ怒ったり、トホホとあきれたりしているうちに、
「えっ?もう6月?」という状態なんです。
その間にこのJUGEMでは何か問題が生じておりまして、
問題発覚の直前に、たまたまメールで問い合わせをしまして、
こちらの状況を確認してもらいました。
この「ジュリーな毎日」は大丈夫ということなので、
よかった、よかった。
この6月で僕のスマホ生活も2年目に突入。
とはいっても、性能を駆使するわけでもなく、
用途はガラケーと変わりません。
通話とメール。
あとは変なものを見かけたら撮影して、
facebookに貼り付けるくらいのもので、
ゲームもLINEもやっていません。
2年もたって「音楽のダウンロードって・・・」と、
そういうアプリをインストールしてみたら、
世の中、エラいことになっています。
そりゃCDも売れんようになります。
洋楽、邦楽、新旧とりまぜなんでもござれ。
マニアックなものまで簡単に落とせるのが、
今のご時世なんですね。
だけど「収集家」としてはそんなに惹かれません。
音楽に関しては「物欲の権化」となっている僕は、
やっぱり苦労してレコードを手に入れて、
シャケットを眺めたり、塩化ビニールの匂いをくんくん嗅いで、
ウハウハしたいもの。変態と変わらん!
変態から言わせてもらうと、
CDだって輸入盤と国内盤では、匂いが違うんです。
音楽もヘッドフォンで聴くより、
ちゃんとスピーカーから流れる音がいい。
「おっ、このギターのフレーズ、かっちょええ!」と思うと、
手当たり次第にコピーする道楽もあるし、
電車に乗りながら、道を歩きながらでは、
そういう欲求も満たせない。
(車を運転しながら、一緒に歌うのはアリ)
とにかく45歳の今年は、
45回転つまりドーナツ盤をざくざく聴く年にしているので、
中古レコード店めぐりや、ネットオークションで、
地道に気持ちのいい音楽を探しまわります。
そんな45歳もあと3ヶ月。
(オレのPYG、ドーナツ盤コンプリート!)
45歳の間は45回転、つまりドーナツ盤を聴きまくる年と決めて、
2度の引越しで処分、紛失を免れた貴重なコレクションを聴いています。
ドーナツ盤=昭和ですから、懐古趣味でもあるんだけど、
新たな再発見や感動もあって、
それを今後いくつか紹介していきたいと思います。
まずはコレ、「およげ!たいやきくん」
日本人ならみんなご存じの大ヒット作品、
売り上げ枚数が500万枚以上だといわれています。
このヒットのせいで、僕は何個たいやきを買ってもらっただろう。
ちなみに最近、近所でおいしい「たいきゃき屋さん」を見つけました。
嫁と息子がすっかりハマっています。
「およげ!たいやきくん」は、
サラリーマンの風刺という解釈もありますが、
横山ノック氏の「ガンバレ!たこやきちゃん」、
(さすがにこちらは紛失してしまいましたが)
カップリングは「ごめんねたいやきくん」といって、
たいやきくんの「あんこ」を増やしてあげたいけど、
お店の経営が傾いて、
女房や子供に逃げられ、お店はストライキ、
どうすりゃいいんだ、という泣きのバラードでした。
とことん下世話な便乗だと、子供心に思いました。
おっと脱線。
45歳の僕が「およげ!たいやきくん」を聴いて、
「おお!」となったのは、イントロの素晴らしさ。
・・・これだけでご飯3杯はいけますよ。
このメロディ、すごいと思うのは僕だけでしょうか。
レコードプレイヤーとの相性の良さもあると思うんですけどね、
ストリングスの音にソウルミュージックを感じました。
カッコいいです。
45歳の今年は「45回転イヤー」ということで、
ドーナツ盤をざくざく聴く年にしていますが、
季節がら83年9月のシングル「きめてやる今夜」のB面、
「枯葉のように囁いて」がカッコいい。
CD化されたものは、
「SIDE-B COLLECTION」と「ポリドール・イヤーズ」がありますが、
やはりここはアナログ、EPレコードにこだわって聴いています。
シングルジャケットは折り方によって4パターンが選べます。
さて久々に勝手な妄想をはじめます。
井上大輔さんのメロウなメロディーは、
「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」を彷彿させる古き良き歌謡曲。
建さんのアレンジにより、
クラシックの要素、
スカの要素、
そしてロカビリーな要素、
それらの複合体が
当時ニューロマンティックと呼ばれていた甘美なサウンドになって、
やたらとカッコいい。
和風なのにブリティッシュ、あらゆる面でクロスオーバー。
ビジュアルとしてのニューロマンティックは、
だいたいは中世時代の欧州なんですよね。
よく考えてみれば、
そもそもザ・タイガースのイメージが王子様つまり「そっち系」。
ニューウエーブは、
そこからさらに「雅」と「ダンディズム」と「狂気」を帯びた、
「けだるい貴族」といったところか。
いい意味での(いい意味なんてあるんかいな!)「やさぐれ」。
「きめてやる今夜」の翌月リリースされた
コンセプトアルバム「女たちよ」も、
タイガースからニューロマンティックへと繋がる、
「やんことなき身分のお方のうた」という観点で、
いっぺん聴いてみるか。
ジャパンの「錻力の太鼓」なんかと聴き比べていたんだけど。
ひょっとしたら、この「枯葉のように囁いて」の主人公は、
「モナリザの微笑」の彼かもしれない、
なんて勝手に妄想してみるのもアリ。
少なくとも阿久さんワールドの住人と対極のポジション。
そしてその延長線上に、
後のアルバム「sur←(ルーシュ)」があるのでは、
「緑色の部屋」とか・・・。
という感じで、秋の夜長、ひとりでイメージを膨らませながら、
忘れ去られがちなB面と向き合うのも
「いとおかし&あなかしこ」。
人見欣幸氏からツイッターで「45歳は45回転を聴くのだ」といわれ、
(人見氏はなぜか「トウィッター」と明記する)
こりゃ「なるほどザ・ワールド」だと思い、
この1年は、EP盤をざくざく聴くことにしました。
EP盤、シングルレコード、ドーナツ盤、呼び名はいろいろあるけれど、
やっぱりいいですね。
LPと比べるとずいぶんと手軽で扱いやすい。
ひとりで聴く場合、リピート率が高くて、繰り返し聴いてしまう。
ドーナツ盤を聴く間、ジャケットや歌詞カードをじっくり眺めます。
しかしこの歌詞カード内の情報量ときたら、
LPのライナーやクレジットと比べたら、
愚にもつかないものが多いですよね。
レコーディングに携わった人のリストとか、
その曲をシングルとしてリリースするようになった経緯とか・・・。
(えっ?僕って変ですか?)
なのでジャケットを眺める。
LP盤のそれよりも手軽に、顔に近づけて。
雲の上のスターなのに、
まるで身近な人の写真でも見るように。
それでは、僕のお気に入りのジャケットたちを
何点か紹介したいと思います。
まずは「麗人」。このジャケットはなぜか見飽きない。
フォントがなぜかハードボイルドな、「シーサイド・バウンド」。
B面の「星のプリンス」が洋菓子みたい。
JULIE&EXOTICS
井上堯之バンド
ヒゲ
ケバい!
三大不機嫌ジャケット!
この「ニヤリ」で変態扱いされなのは、ジュリーだけでしょう。
この髪型だけは許してください!
ソロシングル盤は、ポリードールからCDも出ているし、
「ロイヤルストレートフラッシュ」でも聴けますが、
レコード盤もいいですよ。
秋の夜長はジャケットを眺めながら、ドーナツ盤三昧というのも楽しいかも!
オススメのドリンクは、辛口のぬる燗酒ですな。
オマケ おすすめの一冊
「魅惑のフェロモンレコード みうらじゅん」
さすが「マイブーム」というコトバを作った人!
究極のジャケ買い。
巻末の解説は「孤独のグルメ」の久住昌之さん。
⇒ yasutomi yoshimoto (03/06)
⇒ yasutomi yoshimoto (03/06)
⇒ 松本 穣 (03/06)
⇒ 松本 穣 (03/06)
⇒ yasutomi yoshimoto (02/17)
⇒ sachiko (02/17)
⇒ yasutomi yoshimoto (02/10)
⇒ アン (02/10)
⇒ yasutomi yoshimoto (02/10)
⇒ アン (02/10)